特許
J-GLOBAL ID:200903063105478094

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289997
公開番号(公開出願番号):特開平7-117451
出願日: 1993年10月26日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 エンジンの幅射熱等の影響による外気温センサの検出温度の変動如何に拘らず車両室内の温度制御を的確に行う。【構成】 空調コントローラ9の制御部9Aは、コンデンサファン5の駆動開始時点から所定時間Δt経過時点までにおける外気温センサ3の検出温度変化量ΔT0に基づき検出温度変化率「ΔT0/Δt」を算定し,検出温度変化率「ΔT0/Δt」の度合いに応じて予め設定された補正温度を記憶部9Bから読出し初期温度TSから補正温度を減算して推定外気温度を算定し,推定外気温度を現在の外気温度として決定する。
請求項(抜粋):
車両のエンジンルーム付近に装備され外気温度を検出する外気温度センサと、該外気温度センサに対してエンジン幅射熱等の影響緩和用の送風を行う送風機構と、該送風機構の送風開始時点から所定時間経過時点までの期間における前記外気温度センサの検出温度変化に対応して各々設定された補正温度を記憶した記憶部と、前記外気温度センサの出力データ及び前記記憶部の記憶データに基づき空調制御を行う空調制御部とを備え、該空調制御部が、前記車両のエンジン始動に対応して前記送風機構の動作を制御し前記外気温度センサに対する送風を開始させる送風開始制御機能,前記送風機構の送風開始時点から所定時間経過時点までの期間における前記外気温度センサの検出温度変化を算定する検出温度変化算定機能,及び前記期間における前記外気温度センサの検出温度変化に対応した補正温度を前記記憶部から読出して前記初期検出温度から当該補正温度を減じた温度を外気温度と推定する外気温度推定機能を具備したことを特徴とする車両用空調装置。

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