特許
J-GLOBAL ID:200903063118068820

厚み方向に残膜を変化させたウレタンフォーム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上代 哲司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-296086
公開番号(公開出願番号):特開平11-130901
出願日: 1997年10月29日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 ウレタンフォームの破膜を従来のバッチ処理から連続処理ができる方法にする。また、破膜されたウレタンフォームに特性上の付加を加えると同時に、厚み方向にその特性付加を変化させる。【解決手段】 ウレタンフォームを破膜前にシート状若しくはブロック状にし、紫外線若しくは超音波処理により破膜する。紫外線若しくは超音波の処理条件を調整することにより、ウレタンフォームは、骨格部にフィン状物(破膜された膜の残り)があり、且つ紫外線照射の仕方若しくは超音波の当て方により、厚み方向に残膜としてのセル膜の残り方が異なるようにする。この厚み方向にセル膜の残り方が変化することで、厚み方向に特性を変化させうる。このような操作はウレタンフォームの表面積を増やすことの他、紫外線を用いた場合には、分解時に発生するラジカルが親水性基を増やす。
請求項(抜粋):
シート状若しくはブロック状のウレタンフォームにおいて、表面部、中央部及び裏面部のいずれかの部分のセル膜が完全には除去されていないことを特徴とする厚み方向に残膜を変化させたウレタンフォーム。
IPC (3件):
C08J 9/38 CFF ,  C08J 7/00 302 ,  C08J 7/00 304
FI (3件):
C08J 9/38 CFF ,  C08J 7/00 302 ,  C08J 7/00 304

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