特許
J-GLOBAL ID:200903063123251358
多層高不透明性フイルム構造物およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-122258
公開番号(公開出願番号):特開平5-193069
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 加工性を改良し、改良された加工操作性を付与するとともに、高白色度、高強度および剛性を保持した高不透明性のフイルム構造物を提供する。【構成】 不透明で、二軸延伸された高分子フイルム構造物でフイルム構造物は、(a) 第1の表面と第2の表面とを有し、内部にボイド層が設けられ、ボイドの大多数内に、少なくとも1個の球形ボイド創出粒子が配置され、コア内におけるボイドの数が著しい不透明性を生ずる程である熱可塑性高分子マトリックスコア層と、(b) 第1の表面と第2の表面とを有し、この第2の表面が少なくとも前記コア層の第1の表面に密着し、12重量%以下の二酸化チタン接触顔料を含有する少なくとも一つの熱可塑性高分子中間層と、(c) 前記中間層の第1の表面に密着する熱可塑性外皮層とからなるフイルム構造物である。
請求項(抜粋):
不透明で、かつ二軸延伸された高分子フイルム構造物であって、(a) 第1の表面と第2の表面とを有し、内部に層状のボイドが位置する熱可塑性高分子マトリックスコア層であって;前記ボイドの大多数内には、マトリックス材とは相が異なり且つ相溶性がない少なくとも1個の球形ボイド創出粒子が少なくとも実質的に配置され、前記球形ボイド創出粒子によって占められるボイド空間が前記ボイドの体積より実質的に小さく、前記球形ボイド創出粒子の1つの概略の断面寸法が前記ボイドの対応する断面寸法に少なくとも近似しており;前記コア内における前記ボイドの数が著しい不透明性を生ずる程である;前記熱可塑性高分子マトリックスコア層;(b) 第1の表面と第2の表面とを有する少なくとも1つの熱可塑性高分子中間層であって、前記中間層の第2の表面が少なくとも前記コア層の第1の表面に接し、前記中間層が12重量%以下の二酸化チタン接触顔料を含有する、前記中間層;及び(c) 前記中間層の第1の表面に接する、二酸化チタンを含有せず且つボイドのない熱可塑性スキン層であって、前記ボイドのないスキン層と前記中間層とを合わせた厚さが、前記スキンコア層の外表面が前記マトリックスコア層の表面凹凸を少なくとも実質的に現さないような厚さである熱可塑性スキン層;から成る前記フイルム構造物。
IPC (11件):
B32B 27/20
, B29C 47/06
, B29C 55/12
, B32B 5/18
, B32B 7/02 103
, B65D 65/18
, C08J 9/00
, B29K105:04
, B29K105:28
, B29L 7:00
, B29L 9:00
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