特許
J-GLOBAL ID:200903063131143297

耐摩耗性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054757
公開番号(公開出願番号):特開平10-251831
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 耐摩耗性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、WC基超硬合金またはTiCN基サーメットからなる超硬工具基体の表面に、組成式:(Tia Alb Mc )N、および組成式:(Tia Alb Mc )Cd N1-d (ただし、原子比で、a:0.2〜0.6、b:0.1〜0.79、c:0.01〜0.3、a+b+c=1、d:0.01〜0.5を満足し、MはTiを除く周期律表の4a、5a、および6a族元素のうちのいずれか1種を示す)で表される(Ti,Al,M)Nおよび(Ti,Al,M)CNのうちの1種の単層または2種の複層からなる蒸着硬質層の加熱酸化層で構成され、この加熱酸化層の構成層が、(Ti,Al,M)NOまたは(Ti,Al,M)CNOからなる素地に微細なTi酸化物とAl酸化物とM酸化物が分散分布した組織を有する硬質被覆層を、0.5〜15μmの平均層厚で形成したものからなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、硬質被覆層を0.5〜15μmの平均層厚で形成してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、前記硬質被覆層を、組成式:(Tia Alb Mc )N、および組成式:(Tia Alb Mc )Cd N1-d 、(ただし、原子比で、a:0.2〜0.6、b:0.1〜0.79、c:0.01〜0.3、a+b+c=1、d:0.01〜0.5を満足し、MはTiを除く周期律表の4a、5a、および6a族元素のうちのいずれか1種を示す)、で表されるTiとAlとMの複合窒化物および複合炭窒化物のうちの1種の単層または2種の複層からなる蒸着硬質層の加熱酸化層で構成し、この加熱酸化層の構成層が、TiとAlとMの複合酸窒化物または炭酸窒化物からなる素地に微細なTi酸化物とAl酸化物とM酸化物が分散分布した組織を有することを特徴とする耐摩耗性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (5件):
C23C 14/06 ,  B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C23C 14/32 ,  C23C 14/58
FI (6件):
C23C 14/06 L ,  C23C 14/06 P ,  B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C23C 14/32 Z ,  C23C 14/58 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-151279
  • 特開昭62-056565

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