特許
J-GLOBAL ID:200903063133078166
車両扉ロック装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
新関 宏太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-344028
公開番号(公開出願番号):特開平5-156854
出願日: 1991年12月02日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 車両扉ロック装置において、完全閉扉時のラッチの振動を防止する。【構成】 扉側に固定されるロック装置本体1と、車体側に固定されるストライカ2とからなり、本体1の合成樹脂製ボディ3の正面側にはカバープレート4により閉塞される凹部6を形成する。凹部6内にはストライカ2と係合するラッチ7を軸支する。カバープレート4には凹部6側に突出する突起をまたボディ3の突起と対面する位置にはカバープレート4側に突出する突起を設ける。ラッチ7の外表面は合成樹脂被膜により包囲し、被膜の一部には正面側および背面側の双方に略等量ずつ突出する膨出部20を設ける。各突起間の内側間隔はラッチ7の被膜を設けた部分の厚みより大であるがラッチ7の膨出部20を設けた部分の厚みよりは僅かに小とする。各突起の位置は、開扉状態ではラッチ7の膨出部20より外れた位置にあるが、フルロックでは各突起間にラッチ7の膨出部20が押入る位置とする。
請求項(抜粋):
扉側に固定されるロック装置本体1と、車体側に固定されるストライカ2とからなり、前記本体1は前後中央の合成樹脂ボディ3と正面側の金属カバープレート4と背面側の金属バックプレート5の前後三重構造とし、前記ボディ3の正面側には前記カバープレート4により包囲されている凹部6を形成して該凹部6内に前記ストライカ2と係合して回転するラッチ7を軸支し、前記カバープレート4には前記凹部6側に突出する突起17をまた前記ボディ3の前記突起17と対面する位置には前記カバープレート4側に突出する突起18を設け、前記ラッチ7の外表面は合成樹脂被膜19により包囲するとともに該被膜19の一部に正面側および背面側の双方に略等量ずつ突出する膨出部20、20を設け、前記突起17と突起18の内側間隔tは前記ラッチ7の前記合成樹脂被膜19を設けた部分の厚みより大であるが前記ラッチ7の前記膨出部20、20を設けた部分の厚みTよりは僅かに小とし、前記突起17および前記突起18の位置は、開扉状態では前記ラッチ7の前記膨出部20、20より外れた位置にあるが、フルロックでは前記突起17と前記突起18の間に前記ラッチ7の前記膨出部20、20が押入って両側より挾まれるようにした車両扉ロック装置。
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