特許
J-GLOBAL ID:200903063135171210

押釦スイッチ用カバー部材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-101436
公開番号(公開出願番号):特開2002-298690
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2002年10月11日
要約:
【要約】【課題】 薄くて明瞭なクリック感が得られ、しかも製造工程に起因する荷重バラツキが生じない押釦スイッチ用カバー部材及びその製造方法の提供。【解決手段】 透明材製キートップ部材と符号形成面とその頂点に中空微小凸部を持つドーム状クリック部材配置面とを併せもつクリック感発生樹脂シートとが、前記中空微小凸部の天面に設けられた接着剤層で接着されている。;キートップ部材を成形する工程、天面に中空微小凸部を有するクリック感発生用皿バネを用意する工程、樹脂シートの一方の面に所望の符号もしくは絵柄を印刷する工程、該樹脂フィルムの他面の所定位置に、クリック感発生用皿バネを、該皿バネ頂点に設けられた中空微小凸部の天面に付着させた接着剤で接着固定し、クリック感発生シート部材を完成する工程、成形加工により得たキートップ部と前記クリック感発生シート部材とを一体化する工程、とからなる押釦スイッチ用カバー部材の製造方法。
請求項(抜粋):
透明樹脂又は透明ゴムからなるキートップ部材と、該キートップ部材下方面に対向する面側に文字、図柄部を有し、他方の面側にドーム状のクリック感発生用皿バネが接着剤層にて固定配備されている樹脂シートとからなる押釦スイッチ用カバー部材であって、前記クリック感発生用皿バネの頂部には、天面が平らな中空微小凸部が形成されており、該天面が接着剤層により樹脂シートに接着されていることを特徴とする押釦スイッチ用カバー部材。【請求項2】 透明樹脂又は透明ゴムからなるキートップ部材と、該キートップ部材下方面に対向する面側に文字、図柄部を有し、他方の面側にドーム状のクリック感発生用皿バネが弾性接着剤層にて固定配備されている樹脂シートとからなる押釦スイッチ用カバー部材であって、前記クリック感発生用皿バネの頂部には、凹状天面を有する中空微小凸部が形成されており、前記凹状天面を弾性接着剤層が充填形成されていることを特徴とする押釦スイッチ用カバー部材。【請求項3】 クリック感発生用皿バネがPET製である場合に、前記中空微小凸部の直径が1.5〜3.5mmφであり、該中空微小凸部の長さが0.2mm以上であり、かつ樹脂シートの厚みが0.05mm〜0.35mmであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の押釦スイッチ用カバー部材。【請求項4】 クリック感発生用皿バネがSUS製である場合に、前記中空微小凸部の直径が1.0〜3.0mmφであり、該中空微小凸部の長さが0.1mm以上であり、かつ樹脂シートの厚みが0.05mm〜0.35mmであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の押釦スイッチ用カバー部材。【請求項5】 キートップ部材を成形する工程、天面に中空微小凸部を有するクリック感発生用皿バネを用意する工程、樹脂シートの一方の面に所望の符号もしくは絵柄を印刷する工程、該樹脂フィルムの他面の所定位置に、クリック感発生用皿バネを、該皿バネ頂点に設けられた中空微小凸部の天面に付着させた接着剤で接着固定し、クリック感発生シート部材を完成する工程、成形加工により得たキートップ部と前記クリック感発生シート部材とを一体化する工程、とからなる押釦スイッチ用カバー部材の製造方法。
IPC (3件):
H01H 13/14 ,  H01H 11/00 ,  H01H 13/48
FI (3件):
H01H 13/14 Z ,  H01H 11/00 E ,  H01H 13/48
Fターム (7件):
5G006AB25 ,  5G006AZ01 ,  5G006DB03 ,  5G006FB04 ,  5G023AA11 ,  5G023CA19 ,  5G023CA41

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