特許
J-GLOBAL ID:200903063136081354

酸素濃度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-297397
公開番号(公開出願番号):特開平10-123090
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 限界電流式酸素センサの出力を用いた各種制御の精度を向上させることができる酸素濃度検出装置を提供する。【解決手段】 エンジン回転数NE及び吸気管内絶対圧信号PBAに応じて設定されているタイミングマップにより、最適タイミングのリングバッファZNを選択し(ステップS601)、リングバッファZNへの酸素濃度検出値の格納時に抵抗検出中フラグFAFINHが「1」であったか否かを判別する(ステップS602)。その判別の結果、FAFINH=「0」であるときはリングバッファZNに格納されている酸素濃度検出値をそのまま採用する一方(ステップS603)、FAFINH=「1」であるときは、内部抵抗検出期間の開始直前及び終了直後に格納されたリングバッファNO及びその格納値に基づいて補間演算した補間演算値ESTを採用する(ステップS604)。
請求項(抜粋):
限界電流式の酸素センサと、該酸素センサを加熱する加熱手段と、前記酸素センサに第1の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出し、所定の切り替え周期で前記酸素センサに第2の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて前記酸素センサの内部抵抗を検出する検出手段と、該検出手段により検出された内部抵抗に基づいて前記加熱手段による前記酸素センサの加熱を制御する加熱制御手段とを有する酸素濃度検出装置において、前記所定の切り替え周期より短い周期で、前記酸素センサの出力電流値に基づいて酸素濃度値をサンプリングし、該サンプリングされた酸素濃度値を記憶する記憶手段と、前記検出手段により前記酸素センサに前記第2の電圧が印加されているときの酸素濃度を前記記憶手段に記憶された酸素濃度値に基づいて推定する酸素濃度推定手段とを有することを特徴とする酸素濃度検出装置。

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