特許
J-GLOBAL ID:200903063137209699

穀類を含有した乳酸発酵による漬床およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-252855
公開番号(公開出願番号):特開平10-094361
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】糠味噌は、手入れを怠ると著しい臭気を発生し、気密性の高い最近の住宅では利用し難いので、臭気を発生しない漬床の開発が望まれている。【解決手段】本発明は、マメ類の利用残渣に穀類、食塩、ヨモギエキス、乳酸菌および酵母を添加して低温発酵させて得られた漬床およびその製造方法である。キュウリやナスなどの野菜を漬ける場合でも、重石をのせることなく、1日後においても元の色彩を残した色の鮮やかな漬物を得ることができる。さらに、2〜3日漬けておいても同様の漬物を得ることができ、また繰り返し野菜を本漬床に漬けることもできる。本漬床は1か月後においても臭気を発生することなく、長期間密閉度の高い室内においても容易に漬物を漬けることができる。本漬床の主原料には、マメ類の利用残渣を使用することができるので、食品工業における産業廃棄物の処理の面からも、非常に有用である。
請求項(抜粋):
マメ類の利用残渣に穀類および食塩を加えた混合物に、ヨモギエキス、乳酸菌および酵母を添加して発酵させたことを特徴とする漬床。

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