特許
J-GLOBAL ID:200903063154057088

液晶セルの貼り合わせ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270609
公開番号(公開出願番号):特開平10-115830
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 液晶セルの貼り合わせを、圧縮空気等を利用した加圧方式を採用することなく、簡単で廉価な機構により実現すること。【解決手段】 液晶セルの貼り合わせ装置1では、紫外線透過性の板状トレー22の上に、重ね合わせたガラス基板6、7を載せ、この上面6aの全体を可撓性の気密シート9で覆って密閉空間40を形成し、真空引きを行なう。ガラス基板6、7は両側から大気圧によって圧迫される。ガラス基板の周囲には同一の高さの枠状突出部22bが形成されており、ガラス基板の外周縁に作用する応力が緩和されて、ガラス基板全面が均一に圧迫される。従って、均一なギャップが形成される。ガラス基板6、7は紫外線透過性の板状トレー22に支持されており、それらの外周縁に近い部分にシール剤が塗布されていても、板状トレー22の裏面から紫外線照射を行い、シール剤を硬化させることができる。
請求項(抜粋):
液晶を封入する一定の隙間を形成するために、スペーサを挟み込んだ状態で2枚の板を相互に重ねて圧迫して貼り合わせる液晶セルの貼り合わせ装置において、スペーサおよびシール剤を挟んだ状態で重ね合わせた2枚の板を載せる枠状のステージと、当該枠状のステージの上面において、前記重ね合わせた2枚の板の外周に沿って形成されていると共に、当該重ね合わせた2枚の板の上面とほぼ同一高さの上面を備えている枠状の突出部と、前記ステージに密着した位置および離れた位置の間を昇降可能に支持された枠状のクランプ部材と、このクランプ部材における前記ステージに面する側の枠状表面に対して外周縁が気密状態に取付けられている可撓性の気密シートと、前記クランプ部材を前記ステージに密着した位置まで降下させた状態において、当該クランプ部材と前記ステージの密着面に形成される枠状の気密シールと、当該気密シールが形成された状態において、前記ステージ、クランプ部材、気密シートおよび重ね合わされた前記2枚の板によって区画される空間を真空引きして所定の減圧状態を形成する減圧手段とを有することを特徴とする液晶セルの貼り合わせ装置。

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