特許
J-GLOBAL ID:200903063159519578
機械構造部品
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
倉内 義朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-069230
公開番号(公開出願番号):特開2005-264331
出願日: 2005年03月11日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】耐面圧及び曲げ疲労強度に優れた安価な機械構造部品を提供する。【解決手段】Crの含有量が0.85〜1.25%、Moの含有量が0.15〜0.30%の鋼を素材としたガス浸炭浸窒熱処理により、微細炭化物分散浸炭層を0.15mm以上形成するとともに、窒素浸入により残留オーステナイトを25〜45%含有させることにより強度を強化する。さらに、微細炭化物分散浸炭層2の上層部分で炭化物が殆ど存在しない未強化の表層1と粒界酸化とが存在する表層欠陥部を対象とした、粒径φ0.1mm以下のショット粒を用いたマイクロショットピーニングにより、表面粗さをRy3μm以下に保持した状態で、表面圧縮残留応力が1000N/mm2以上、表面硬さが900HV以上の強度を確保する。また、表層1に電解浸硫処理を施して、表層1の表面に浸硫層を積層しておく。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋼製の機械構造部品であって、Crの含有量が0.85〜1.25%、Moの含有量が0.15〜0.30%の鋼を素材としてガス浸炭浸窒熱処理が行われており、そのガス浸炭浸窒熱処理による微細炭化物分散浸炭層が0.15mm以上形成され、かつ窒素浸入により残留オーステナイトが25〜45%含有されているとともに、前記微細炭化物分散浸炭層の上層部分で炭化物が殆ど存在しない未強化の表層と粒界酸化とが存在する表層欠陥部を対象とした、粒径φ0.1mm以下のショット粒を用いたマイクロショットピーニングにより、表面粗さをRy3μm以下に保持した状態で、表面圧縮残留応力が1000N/mm2以上、表面硬さが900HV以上の強度が確保されているとともに、前記表層の表面に電解浸硫処理が施されていることを特徴とする機械構造部品。
IPC (8件):
C23C8/34
, B24C1/10
, C21D1/06
, C21D7/06
, C21D9/32
, C22C38/00
, C22C38/22
, C23C8/42
FI (8件):
C23C8/34
, B24C1/10 E
, C21D1/06 A
, C21D7/06 A
, C21D9/32 A
, C22C38/00 301N
, C22C38/22
, C23C8/42
Fターム (15件):
4K042AA17
, 4K042AA18
, 4K042BA01
, 4K042BA03
, 4K042BA04
, 4K042BA05
, 4K042CA06
, 4K042CA08
, 4K042DA01
, 4K042DA02
, 4K042DA06
, 4K042DC02
, 4K042DC03
, 4K042DC04
, 4K042DE06
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (2件)
-
表面技術便覧, 19980227, 初版1刷, 第904頁-第906頁
-
摩擦と摩耗のマニュアル, 19990215, 第1版第1刷, 第205頁-第208頁
前のページに戻る