特許
J-GLOBAL ID:200903063161733749

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-192178
公開番号(公開出願番号):特開平9-041714
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明の制振装置は、構造物が付加質量の固有振動数以外の振動数で振動した場合に、充分な制振効果が得られないといった課題を解決することができる。【解決手段】 制振装置1は、ビル2の屋上に設置されたハイブリッド動吸振器3が制御装置11からの制御信号によりばね定数が自動的に調整されて制振動作する構成である。このハイブリッド動吸振器3は、パッシブ動吸振器5の上部にアクティブ動吸振器6を設けた構成であり、パッシブ動吸振器5による制振動作がアクティブ動吸振器6により増長されて大きな振動を効果的に制振することができるものである。パッシブ動吸振器5は、メイン付加質量13を揺動可能に支持する4個の積層ゴム14(141 〜144 )を有し、メイン付加質量13の固有振動数がビル2の固有振動数と一致するように各積層ゴム14(141 〜144 )のばね定数が調整されるようになっている。
請求項(抜粋):
第1の付加質量と、該第1の付加質量を水平方向に変位可能に支持するように弾性変形可能な積層ゴムと、からなるパッシブ動吸振器と、該第1の付加質量に設けられ水平方向に移動可能に支持された第2の付加質量と、前記構造物の振動を検出する振動検出手段と、該振動検出手段により検出された検出値に応じて前記第1の付加質量を加振するように前記第2の付加質量を移動させるアクチュエータと、からなるアクティブ動吸振器と、を有する制振装置において、前記積層ゴムの一部の動きを規制する規制部材と、該規制部材による前記積層ゴムの規制範囲を調整する規制範囲調整機構と、を備えたことを特徴とする制振装置。
IPC (3件):
E04H 9/02 341 ,  E04H 9/02 ,  F16F 15/02
FI (4件):
E04H 9/02 341 C ,  E04H 9/02 341 D ,  F16F 15/02 C ,  F16F 15/02 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 建物の制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-212997   出願人:株式会社大林組
  • 特開平4-069428
  • 振動制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-274152   出願人:鹿島建設株式会社

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