特許
J-GLOBAL ID:200903063162322769
プロセッサ障害検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-046245
公開番号(公開出願番号):特開平7-262042
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 バスによって互いに接続された複数のプロセッサの障害検出方法に関し、プロセッサの処理負担が少ない障害検出方法を提供することを目的とする。【構成】 複数のプロセッサ10-1〜10-nの各々について動作確認信号の送出順位を設定し、各プロセッサ10-kは、全プロセッサの動作確認信号送出順位と稼働状態を記憶するプロセッサ状態管理手段11を備え、前順位のプロセッサ10-(k-1)より動作確認信号を受信したときに応答信号を返送したのち、次順位のプロセッサ10-(k+1)に動作確認信号を送信し、所定時間内に応答信号を受信しないときは他の全プロセッサに送信先プロセッサの障害を通知し、通知を受信した各プロセッサはプロセッサ状態管理手段の当該プロセッサを非稼働状態に変更し、次順位のプロセッサが非稼働状態となったプロセッサは次順位以後の稼働状態にあるプロセッサに動作確認信号を送出するように構成する。
請求項(抜粋):
バスによって互いに接続された複数のプロセッサ(10-1〜10-n)の各々が他のプロセッサに動作確認信号を送出してプロセッサの障害検出を行うプロセッサ障害検出方法であって、前記複数のプロセッサ(10-1〜10-n)の各々について前記動作確認信号を送出する順位を定め、前順位のプロセッサ(10-(k-1)) より動作確認信号を受信したプロセッサ(10-k)が次順位のプロセッサ(10-(k+1))に動作確認信号を送出することにより動作確認信号が全プロセッサ(10-1〜10-n)間を順次リング状に送信されるように構成し、前記複数のプロセッサ(10-1〜10-n)の各プロセッサ(10-k)は、前記全プロセッサ(10-1〜10-n)の動作確認信号送出順位と稼働状態を記憶するプロセッサ状態管理手段(11)を備え、かつ、前順位のプロセッサ(10-(k-1))より動作確認信号を受信したときに正常な状態にあれば該前順位のプロセッサ(10-(k-1)) に応答信号を返送したのち、次順位のプロセッサ(10-(k+1)) に動作確認信号を送信して送信先プロセッサ(10-(k+1)) よりの応答信号の有無を監視し、前記送信先プロセッサ(10-(k+1)) より所定の時間内に応答信号を受信したときは前記の監視を停止し、所定の時間内に応答信号を受信しなかったときは該送出先プロセッサ(10-(k+1)) が障害であると判定して自プロセッサ(10-k)内の前記プロセッサ状態管理手段(11)に記憶されている当該プロセッサ(10-(k+1))の稼働状態を非稼働状態に変更するとともに、障害と判定したプロセッサ(10-(k+1)) を除く他の全プロセッサ(10-1〜10-(k-1), 10-(k+2)〜10-n)に対して障害と判定したプロセッサ(10-(k+1))の識別情報を付して障害通知を行い、該障害通知を受信した各プロセッサ(10-1〜10-(k-1), 10-(k+2)〜10-n)は、各々、自プロセッサ内の前記プロセッサ状態管理手段(11)に記憶されている当該プロセッサ(10-(k+1)) の稼働状態を非稼働状態に変更し、次順位のプロセッサ(10-(k+1)) が非稼働状態となったプロセッサ(10-k)は、動作確認信号を送出する状態となったとき、次順位以後において稼働状態にある最初の順位のプロセッサ(10-(k+2)) に対して動作確認信号を送出することを特徴とするプロセッサ障害検出方法。
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