特許
J-GLOBAL ID:200903063163444213

アクリル酸製造においてアクリル酸を高純度に精製する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-001866
公開番号(公開出願番号):特開平5-246941
出願日: 1993年01月08日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 プロピレンおよび/またはアクロレインを接触気相酸化して生成するアクリル酸および副生物含有ガスを、水と接触させてこれらを含有する水溶液とし、更にこれに共沸溶剤を加えて蒸留を行い、副生物-水-共沸溶剤の混合物を塔頂から留出させ、塔底からアクリル酸を得る方法を改良してアクリル酸を高純度に精製する方法を提供する。【構成】 共沸溶剤として、溶剤A(ジエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル-tert-ブチルケトン、酢酸n-プロピルの1種または1種以上)と溶剤B(トルエン、ヘプタン、メチルシクロヘキサンの1種または1種以上)の混合溶剤を用いることにより、アクリル酸を高純度に精製する。
請求項(抜粋):
プロピレンおよび/またはアクロレインを分子状酸素含有ガスにより接触気相酸化して得た混合ガスをアクリル酸捕集塔に導いて水と接触させてアクリル酸および酢酸等の副生物を含むアクリル酸水溶液を得、該アクリル酸水溶液を共沸分離塔に導いて共沸溶剤を用いて蒸留してアクリル酸を分離するに際し、共沸溶剤としてジエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル-tert-ブチルケトン、酢酸n-プロピルの中から選ばれた少なくとも一つの溶剤Aと、トルエン、ヘプタン、メチルシクロヘキサンの中から選ばれた少なくとも一つの溶剤Bとの混合溶剤を用い、共沸分離塔の塔頂から実質的に酢酸、水、共沸溶剤からなる混合物を留出させ、塔底から実質的に酢酸、水、共沸溶剤をいずれも含まないアクリル酸を得ることを特徴とするアクリル酸の製造方法。
IPC (3件):
C07C 57/07 ,  C07C 51/46 ,  C07C 57/04

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