特許
J-GLOBAL ID:200903063166991436

動圧軸受における動圧溝の電解加工方法及び電解加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035557
公開番号(公開出願番号):特開平10-220460
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 高精度な動圧溝を生産性を向上しつつ得る。【解決手段】 電極露出部143aの表面を非導電性材料143bの表面に対して面一または突出するようにして電解加工を行うようにし、転写精度を向上すべく加工間隙を狭くしても、加工により生じた電解生成物や温度上昇をした電解液の滞留が生じないようにして電解条件を所望に保ち得ると共に、非導電性材料143bに対する上記電解生成物の衝突に従って発生する当該非導電性材料143bの剥離片による詰まりをなくして電解液の流速低下を防止し、特に面一にした場合にあっては凹凸もなくし得ることによって電解液の流速低下をさらに防止し、しかもこのように流速低下を防止することによって電流密度の低下を防止して被加工物の加工表面の面粗さを向上すると共に、このように電流密度の低下を防止することによって電解加工速度を高め得るように構成したもの。
請求項(抜粋):
軸受流体に軸支用の動圧を発生させる動圧溝を動圧軸受の動圧面に対して電解加工で所定の溝形状に加工するものであって、上記動圧溝が電解加工される被加工物と、当該被加工物に加工される動圧溝に対応した溝形状の電極露出部を有する電極工具と、を互いに近接して対向配置すると共に、これら被加工物及び電極工具を電解加工用電源の正極及び負極にそれぞれ接続し、電極工具と被加工物との間に所定の電解液を流動させながら通電することによって上記被加工物を前記溝形状に対応して溶出させ動圧溝を電解加工するようにした動圧軸受における動圧溝の電解加工方法において、上記電極工具の上記被加工物に対向する部分を、非導電性材料及びこの非導電性材で覆われない電極露出部より形成すると共に、上記電極露出部の表面が上記非導電性材料の表面に対して面一または突出するように形成し、この電極工具を用いて動圧溝の電解加工を行うようにした動圧軸受における動圧溝の電解加工方法。
IPC (2件):
F16C 17/00 ,  B23H 3/04
FI (2件):
F16C 17/00 A ,  B23H 3/04 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-064141
  • 特開昭51-064141

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