特許
J-GLOBAL ID:200903063167399301

N-アルキルアンモニウムアセトニトリル化合物の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 澄夫 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-524720
公開番号(公開出願番号):特表2002-509528
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 2002年03月26日
要約:
【要約】式Iの構造を有する化合物の調製方法であって、A、R1、R2、R3、YおよびZは開示において定めらたものである。この方法には、8〜14のpH範囲でヘテロ環アミンをモノアルデヒドまたはジアルデヒドと反応させ、その後、そうして反応されたヘテロ環アミンを約2以上のpHでアルキル化剤により第四化することが含まれる。pH制御の使用は、好ましくないプロトン付加された中間体の生成を実質的に防止する。
請求項(抜粋):
式Iの構造を有する化合物の調製方法であって、(式中、AはN1原子の他に複数の原子によって形成される飽和環であり、飽和環原子は少なくとも1つの炭素原子とO、SおよびN原子の少なくとも1つとを含み、式Iの構造のN1原子に結合された置換基R1は、(a)C1〜24アルキルまたはアルコキシがC2〜4であるアルコキシ化アルキル、(b)C4〜24シクロアルキル、(c)C7〜24アルクアリール、(d)アルコキシ単位がC2〜4である繰り返しまたは非繰り返しアルコキシまたはアルコキシ化アルコール、もしくは(e)-CR2R3C≡N(式中、R2およびR3はそれぞれH、C1〜24アルキル、シクロアルキル、またはアルクアリール、もしくはアルコキシ単位がC2〜4である繰り返しまたは非繰り返しアルコキシルまたはアルコキシ化アルコールである)のいずれかを含み、R2およびR1置換基はそれぞれH、C1〜24アルキル、シクロアルキルまたはアルクアリール、もしくはアルコキシ単位がC2〜4である繰り返しまたは非繰り返しアルコキシルまたはアルコキシ化アルコールであり、Yは対イオンである)ヘテロ環アミンを水性媒体中でモノアルデヒドまたはジアルデヒド、R6-CHOまたはOHC-R5-CHO(式中、R5は化学結合またはC1〜C6アルキレンブリッジであり、R6はHまたはC1〜C20アルキルを表す)およびシアン化水素またはアルカリ金属シアン化物と反応させるステップ(ステップA)と、そうして反応されたヘテロ環アミンをアルキル化剤、R1-Xにより第四化するステップ(ステップB)とを含み、ステップAは8〜14のpH範囲において行われ、ステップBは約2以上のpHで行われる方法。

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