特許
J-GLOBAL ID:200903063170729711

有底筒状ワークの内面移動焼入方法及び内面移動焼入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 孝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150163
公開番号(公開出願番号):特開平10-324914
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【目的】 開口側を下方に向けた有底筒状ワーク10の内周面を下から上へ移動焼入する際に、その内周面を有底筒状ワーク10の最頂部近傍まで焼入する。焼入装置の構造複雑化を回避する。焼入装置の有底筒状ワーク10に挿入される部分の大型化を回避する。【構成】 有底筒状ワーク10の内周面を加熱する高周波加熱コイル20が有底筒状ワーク10の最頂部近傍に到達した時点で、高周波加熱コイル20の下方に設けられた冷却ジャケット30から噴射される焼入液50の噴射量を倍増させる。噴射された焼入50の一部が有底筒状ワーク10の内周面に沿って上方へ流動し、高周波加熱コイル20による内周面の最終加熱部分に焼入液50が供給される。
請求項(抜粋):
開口側を下方に向けた有底筒状ワークの内部を下方から上方へ相対移動する高周波加熱コイルにより、有底筒状ワークの内周面を下方から上方へ順次高周波加熱すると共に、高周波加熱コイルに続いて有底筒状ワークの内部を下方から上方へ相対移動する冷却ジャケットから、有底筒状ワークの加熱された内周面へ焼入液を噴射して、該内周面を下方から上方へ移動焼入する有底筒状ワークの内面移動焼入方法において、前記高周波加熱コイルが有底筒状ワークの最頂部近傍に到達し、その最頂部近傍の内周面に所定の加熱を施した後に、前記冷却ジャケットから噴射される焼入液の噴射量を増加させることを特徴とする有底筒状ワークの内面移動焼入方法。
IPC (3件):
C21D 1/10 ,  C21D 1/42 ,  C21D 9/40
FI (5件):
C21D 1/10 M ,  C21D 1/10 J ,  C21D 1/42 Z ,  C21D 9/40 A ,  C21D 9/40 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-153828
  • 特開昭59-038332
  • 特公昭60-039136

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