特許
J-GLOBAL ID:200903063173507477

二成分系磁性現像剤用トナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-273302
公開番号(公開出願番号):特開平7-128900
出願日: 1993年11月01日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 耐スペント性及び耐久性に優れ且つトナー及びキャリアーの寿命を延長化でき、移行性の帯電制御剤を含有しないにもかかわらず、感光体表面から紙への転写が効率よく行われるCCA(帯電制御剤)レスの二成分系磁性現像剤を提供する。【構成】 定着樹脂媒質としてアニオン性極性基を有する共重合樹脂乃至樹脂組成物を使用し、トナーの表面及び内部に樹脂媒質100重量部当たり8重量部以内で磁性粉を含有させ、且つトナーをメタノールで抽出した抽出液の波長400乃至700nm及び280乃至350nmでの吸収ピークの吸光度が実質上ゼロになるようにした。【効果】 必要最低限の摩擦帯電の電荷制御性が得られると共に、帯電制御剤のキャリアー表面への移行とこのスペントによる帯電不良が解消され、トナーの帯電性能を長期にわたって安定化することができ、更に、トナー飛散やカブリを有効に防止し、スペントトナーの発生をより完全に防止し、現像感度の増大、転写効率の向上、及び高耐久性の達成を計ることができる。
請求項(抜粋):
二成分系磁性現像剤用トナーにおいて、定着樹脂媒質がアニオン性極性基を有する共重合樹脂乃至樹脂組成物であり、前記トナーは、トナーの表面及び内部に樹脂媒質100重量部当たり8重量部以内で磁性粉を含有し、磁性粉の内、トナー表面にまぶし処理されたものが0.3乃至1.5重量部で且つトナー内部に添加されたものが少なくとも0.3重量部であり、且つ該トナーをメタノールで抽出した抽出液の波長400乃至700nm及び280乃至350nmでの吸収ピークの吸光度が実質上ゼロであることを特徴とする二成分系磁性現像剤用トナー。
IPC (2件):
G03G 9/083 ,  G03G 9/107
FI (2件):
G03G 9/08 101 ,  G03G 9/10 311

前のページに戻る