特許
J-GLOBAL ID:200903063178226492

分子ワイヤ注入センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-549533
公開番号(公開出願番号):特表2002-514305
出願日: 1998年05月13日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】レドックスメディエータに依存することなく、分析対象成分の存在を検知するセンサーが開示されている。このセンサーは、(a)各々が少なくとも第1端と第2端とを有し、実質的に同一の方位に整列された複数の伝導性ポリマーストランドと、(b)分析物対象成分に対する親和性を有し、前記伝導性ポリマーストランドの第1端に付着された複数の分子認識先端体と、(c)伝導性ポリマーストランドの第2端に付着された電極基板とを備える。この電極基板は、伝導性ポリマーストランドからの移動電荷キャリア(電子またはホール)の受け入れを電子回路に伝達することができる。この電極基板は、光起電力ダイオードであっても良い。また、分析対象成分の存在を検知できるセンサーの形成方法も開示されている。この方法は、(a)移動導電性ポリマーストランドまたはその前駆体とを含む第1媒体とセンサー基板(例えば、半導体チップ上のデバイスのデバイス要素)とを接触させる工程と、(b)この基板に固定された導電性ポリマーストランドを有する第1の構造を形成するのに充分な第1電位差を基板に印加する工程と、(c)固定された伝導性ポリマーストランドと、移動分子認識先端体を含む第2媒体とにセンサー基板を接触させる工程と、(d)固定された伝導性ポリマーストランドに分子認識先端体を固定するのに十分な第2電位差を基板に印加する工程とを含んでいる。
請求項(抜粋):
レドックスメディエータに依存せずに分析対象成分の存在を検知するセンサであって、 各々が少なくとも第1端および第2端を有し、実質的に同一の方位に整列された複数の導電性ポリマーストランドと、 前記分析対象成分に対して親和性を有するとともに、前記分析対象成分の分子との接触時にレドックス反応に関与する複数の分子認識先端体であって、前記レドックス反応が先端体で発生したときに、前記ポリマーストランド内でレドックス反応が発生することなく、前記先端体に付着された導電性ポリマーストランドへと移動電荷キャリアが直接伝達されるように前記導電性ポリマーストランドに付着されている複数の分子認識先端体と、 前記導電性ポリマーストランドの前記第2端に付着され、前記導電性ポリマーストランドからの移動電荷キャリアの受け入れを電子回路へと伝達可能な電極基板と、を備えるセンサ。
IPC (2件):
G01N 27/414 ,  G01N 27/416
FI (3件):
G01N 27/30 301 L ,  G01N 27/46 336 B ,  G01N 27/46 386 Z

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