特許
J-GLOBAL ID:200903063180486957

累進多焦点レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柴田 淳一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-110786
公開番号(公開出願番号):特開2000-305053
出願日: 1999年04月19日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】中間部領域〜近用部領域にかけてのレンズの周辺に生じる像のぼけや歪みを解消した累進多焦点レンズを提供すること。【解決手段】遠用部領域13と、同遠用部よりも下方に配置された近用部領域16と、同遠用部領域と近用部領域との間に配置され屈折力が累進的に変化する中間部領域18とを有し、各領域13,16,18には主子午線Sを中心にしてその周囲に明視域を形成する。明視域の左右側方に本来形成される非点収差が顕著な高非点収差領域の代わりに前記遠用部領域に適用した遠用屈折力と同じ屈折力で構成した低非点収差領域21a、21bを配置した。
請求項(抜粋):
所定の屈折力を有する遠用部領域と、同遠用部よりも下方に配置され同遠用部領域よりも大きな屈折力を有する近用部領域と、同遠用部領域と近用部領域との間に配置され屈折力が累進的に変化する中間部領域と、前記遠用部領域、中間部領域及び近用部領域における非点収差が最小となるように遠用部領域、中間部領域及び近用部領域を縦断して上下に延びる中央基準線と、同中央基準線上であって前記遠用部領域に存在する遠用中心と、同中央基準線上であって前記近用部領域に存在する近用中心とを備え、前記遠用部領域、中間部領域及び近用部領域はそれぞれ中央基準線を含む明視域を有するとともに、少なくとも同中間部領域及び近用部領域の明視域の左右側方に非点収差が顕著な高非点収差領域を有する累進多焦点レンズにおいて、前記高非点収差領域の代わりに前記遠用部領域に適用した遠用屈折力と同じ屈折力〜遠用部領域に対して非点収差を知覚しない限界範囲内の屈折力の間で構成した低非点収差領域を同高非点収差領域位置に配置したことを特徴とする累進多焦点レンズ。
IPC (2件):
G02C 7/06 ,  G02B 3/10
FI (2件):
G02C 7/06 ,  G02B 3/10
Fターム (1件):
2H006BD03

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