特許
J-GLOBAL ID:200903063190351847

接触式シール作業用ノズル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-251314
公開番号(公開出願番号):特開平5-092162
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、主として産業用ロボットから成る運動装置に装着してワークに対するヘムシール作業を自動的に、かつ、高精度に接触式シール作業を遂行可能である接触式シール作業用ノズル装置を提供することにある。【構成】 本発明は、シール材充当用の噴口32を有したノズル30が装着される筒状ノズル本体10にシール材供給用内孔12を設け、かつ、筒状ノズル本体10を固定ブロック40に対して三次元揺動可能に球面軸受50を介して保持すると同時に固定ブロック40と筒状ノズル本体10との間に単一の圧縮ばね56を設け、また、筒状ノズル本体10の上端のフランジ部材42を固定ブロック40に当接させ、圧縮ばね56によって、筒状ノズル本体10に傾動した位置から所定の定常位置へ向かう復帰力を常時、作用させ、以て正常なシール作業時には所定の接触圧力でガイド72がワーク端縁を辿ってノズルを正規の被封止位置に沿って移動、案内する構成とした。
請求項(抜粋):
ワークのリップ、接合部等に接触しながらシール材を充当するノズルをワーク端縁に係合したガイドで案内するようにした接触式シール作業用ノズル装置において、固定ブロックと、該固定ブロックに球面軸受を介して三次元傾動可能に、かつ、上下移動可能に保持されると共に下端に装着される前記ノズルへ連通したシール材の供給内孔を具備した筒状ノズル本体と、前記固定ブロックと前記筒状ノズル本体との間に介挿され、前記筒状ノズル本体に傾動姿勢から所定の定常姿勢に向かう復帰力を常時、付勢する圧縮ばね手段と、前記筒状ノズル本体に結合手段を介して一体に保持された前記ガイドを、前記筒状ノズル本体の下端の前記ノズルの噴口に対してガイド位置と後退位置との間で上下動させるガイド操作手段とを、少なくとも具備して構成したことを特徴とする接触式シール作業用ノズル装置。

前のページに戻る