特許
J-GLOBAL ID:200903063201380526

スクロール加工方法およびその装置ならびにスクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-325200
公開番号(公開出願番号):特開平8-085046
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 スクロールの形状精度を向上し、ラップ間の溝底面、鏡板面およびラップ先端面の表面粗さを向上させるスクロール加工方法およびその装置ならびにスクロール圧縮機を提供する。【構成】 スクロール加工装置により、ロータリテーブル5に固定された工作物1とエンドミル工具2との相対位置の変位とエンドミル工具2の振れ量とを機上測定し、この測定データをNC制御装置へ入力し、エンドミル工具2の軌跡データを補正するスクロールラップの加工方法。底面加工用エンドミル工具2Bを、当該工具がラップ側面と接触しない範囲で、かつ、ラップ間の溝底面の形状誤差が加工面の表面粗さ以下になる範囲で、当該工具送り方向に傾斜角θ傾斜させて、前記スクロール部品のラップ間の溝底面、ラップ周辺の鏡板面およびラップ先端面を切削加工することを特徴とするスクロール部品の加工方法。
請求項(抜粋):
鏡板上に直立する渦巻状ラップを有し、該ラップ部分がインボリュート曲線で形成されるスクロール部品を、少なくとも、直進運動する複数の移動テーブルと、前記スクロール部品を支持して回転運動するロータリテーブルとを備え、前記移動テーブルの一つに工具を取付けた主軸部を有するスクロール加工装置を用いて加工するスクロール加工方法において、前記スクロール加工装置の熱変形により前記工具と前記スクロール部品との間に生じた相対位置の誤差を測定する工程と、この測定結果をNC制御装置に入力する工程と、このNC制御装置により熱変形による誤差を補正して加工する工程とからなることを特徴とするスクロール加工方法。
IPC (3件):
B23Q 15/18 ,  B23C 3/32 ,  F04C 18/02 311
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-041845
  • 特開平2-041845

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