特許
J-GLOBAL ID:200903063210899755

容器と蓋との組合せ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 尚純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-091583
公開番号(公開出願番号):特開平7-291316
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 容器と蓋との組合せを改良して、過剰な無理抜きを伴うことなく蓋を成形することができ、蓋を装着する際に蓋のスカート壁に形成した周方向弱化ラインにおける橋絡部が破断されることがなく、口頸部の密封が解除される前に上記橋絡部が破断されるようになす。【構成】 容器の口頸部(2)には周方向に間隔をおいて複数個のラチェット爪(12a乃至d)を形成されている。蓋(22)のスカート壁(26)の内周面には環状肩面(44)が形成され、その下方には周方向に間隔をおいて複数個のラチェット片(46)が形成されている。ラチェット片(46)は上記肩面から下方に延び且つスカート壁(26)の内周面から周方向所定方向に向かって半径方向内方に延びる。
請求項(抜粋):
円筒状口頸部を有し、該口頸部の外周面には雄螺条が形成されている容器と、天面壁及び該天面壁から垂下する円筒状スカート壁を有し、該スカート壁には周方向に延在する周方向弱化ラインが形成されていて、該スカート壁は該周方向弱化ラインよりも上方の主部と該周方向弱化ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、該スカート壁の該主部の内周面には該容器の該口頸部に形成されている該雄螺条に螺合せしめられる雌螺条が形成されている合成樹脂製蓋との組合せにおいて、該容器の該口頸部の該外周面には、該雄螺条の下方において周方向に間隔をおいて複数個のラチェット爪が形成されており、該ラチェット爪の各々は、該口頸部の該雄螺条に該蓋の該雌螺条を螺合せしめて該口頸部に該蓋を装着する際の該蓋に対する該口頸部の相対的回転方向に見て、後方に向かって半径方向外方に緩やかに傾斜して延びる前面と急激に傾斜して延びる後面とを有し、該蓋の該スカート壁の内周面には該雌螺条よりも下方にて下方を向いた環状肩面が形成され、該肩面の下方には周方向に間隔をおいて複数個のラチェット片が形成されており、該ラチェット片の各々は該肩面の内周縁を越えて半径方向内方に突出することなく、且つ該肩面に接続された上端から下方に延びると共に該肩面の下方において該スカート壁の内周面に接続された周方向片側縁から、該口頸部の該雄螺条に該蓋の該雌螺条を螺合せしめて該口頸部に該蓋を装着する際の該口頸部に対する蓋の相対的回転方向に見て、後方に向かって半径方向内方に傾斜して延びる、ことを特徴とする容器と蓋との組合せ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-146162
  • 特開昭63-033262

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