特許
J-GLOBAL ID:200903063218212457

非接触型コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-143154
公開番号(公開出願番号):特開平7-014730
出願日: 1993年06月15日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 電磁結合方式の非接触型コネクタにおいて、多芯化を可能とし、かつ隣接するコイル同士の電磁的干渉をなくすこと。【構成】 接続体1の絶縁部10端面に筒状の空所11を開口形成し、絶縁部内であって前記空所の外側部分に対応する場所には、該空所の所定寸法を囲繞するようにソレノイドコイル3を巻回する。絶縁部の肉厚内であって、第1のソレノイドコイルの外側にはソレノイドコイル3を囲繞するようにシールド部材6を設ける。被接続体2の絶縁部20には前記空所に進退可能な進入部21を形成し、該進入部の肉厚内には、接続体と被接続体との接続時に、ソレノイドコイル3と同心上になるようなソレノイドコイル5を設ける。同心上に配置されたソレノイドコイルの一方に電流を流し、相互誘導によって信号を送受する。このときに生ずる磁束を妨げる方向にシールド部材に電流が流れ、電磁遮蔽を行なう。
請求項(抜粋):
相互に接続される接続体と被接続体にそれぞれ設けられたコイルの相互誘導によって信号を送受信させる電磁結合方式の非接触型コネクタにおいて、接続体の絶縁部端面には筒状の空所が開口形成され、前記絶縁部の肉厚内であって前記空所の外側には該空所の長手方向の少なくとも一部を囲繞するように巻線が巻回されてなる第一のソレノイドコイルを形成し、前記接続体と接続される被接続体の絶縁部に前記空所に進入可能な進入部を備え、該進入部内には、前記接続体との接続時における前記第1のソレノイドコイルと同心上になるように巻線が進入部の長手方向に延在するように巻回されてなる第二のソレノイドコイルが形成されていることを特徴とする非接触型コネクタ。

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