特許
J-GLOBAL ID:200903063219372784
ヒータユニットの水温センサ取付構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-294125
公開番号(公開出願番号):特開平10-142070
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 スプリング押圧部材を廃止した簡潔な構成でもって、水温センサ取付の作業性を向上させる。【解決手段】 ヒータコア3を内蔵する樹脂製ケース2に成形したセンサ収納部7のうち、ヒータコア3のタンク部3dと対向する部位に、弾性押圧片8dおよび弾性係止片8eを有する弾性固定部材8をケース2に一体成形する。弾性係止片8eはセンサ収納部7の開口部7a側の先端部に配置する。水温センサ6の取付に際しては、弾性係止片8eを弾性変形させながら開口部7aから水温センサ6をセンサ収納部7内に挿入し、水温センサ6のセンサ収納部7内への挿入が完了した状態では、水温センサ端面に弾性係止片8eが係止されて、水温センサ6の抜け止めを行うとともに、弾性押圧片8dの弾性反発力にて水温センサ6をタンク部3dに押圧固定する。
請求項(抜粋):
温水を熱源として送風空気を加熱するヒータコア(3)を樹脂製のケース(2)に内蔵し、このヒータコア(3)のタンク部(3d)の外表面に水温センサ(6)を当接するように配置するヒータユニットにおいて、前記ケース(2)のうち、前記タンク部(3d)の周辺部に、ケース外部に開口する開口部(7a)を有するセンサ収納部(7)を成形し、このセンサ収納部(7)のうち、前記タンク部(3d)と対向する部位に、弾性押圧片(8d)および弾性係止片(8e)を有する弾性固定部材(8)を前記ケース(2)に一体成形するとともに、前記弾性係止片(8e)を前記開口部(7a)側の先端部に配置し、前記水温センサ(6)を、前記弾性係止片(8e)を弾性変形させながら前記開口部(7a)から前記センサ収納部(7)内に挿入し、前記水温センサ(6)の前記センサ収納部(7)内への挿入が完了した状態では、前記水温センサ(6)の端面に前記弾性係止片(8e)が係止されて、前記水温センサ(6)の抜け止めを行うとともに、前記弾性押圧片(8d)の弾性反発力にて前記水温センサ(6)を前記タンク部(3d)に押圧固定することを特徴とするヒータユニットの水温センサ取付構造。
IPC (2件):
G01K 1/14
, B60H 1/08 611
FI (2件):
G01K 1/14 A
, B60H 1/08 611 G
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