特許
J-GLOBAL ID:200903063228887550
モータの速度制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-114404
公開番号(公開出願番号):特開平6-327285
出願日: 1993年05月17日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 直流モータの永久磁石の磁極と電機子鉄心の突極に関して発生するコギングトルクの影響による回転速度むらを解決する。【構成】 速度誤差検出回路4は周波数発電機3からの回転周期信号と目標回転周期を比較し誤差信号を出力し、速度制御回路5は速度誤差検出回路4の誤差信号がなくなるようにトルク信号を出力する。トルクパターン発生回路7はパルス発生器6の出力信号に同期してモータ1の1回転分の所定のパターンを出力する。速度制御回路5とトルクパターン発生回路7の出力は加算器8で合成され、駆動回路2は信号に応じたトルクをモータ1に発生する。コギングトルクを打ち消すトルクパターンをトルクパターン発生回路7から出力することにより、コギングトルクの影響がなくなり、回転速度むらのない優れた特性を持つ直流モータの速度制御装置が得られる。
請求項(抜粋):
多極着磁された永久磁石と電機子からなるモータと、入力信号に応じて前記モータを駆動する駆動手段と、前記モータの回転位置を検出する回転位置検出器と、前記回転位置検出器の出力に同期して所定の変動パターンのトルク信号を出力するトルクパターン発生回路と、前記モータの回転速度または回転周期に対応した状態を検出する回転状態検出器と、前記回転状態検出器の出力から目標回転速度または目標回転周期に対する誤差信号を出力する速度誤差検出回路と、前記速度検出回路の誤差信号をゼロになるようにトルク信号を出力する速度制御回路と、前記トルクパターン発生回路の出力と前記速度制御回路の出力との合成信号を加算して駆動手段に出力する加算回路とを備えたモータの速度制御装置。
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