特許
J-GLOBAL ID:200903063230554576

ディスクキャッシュ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-276146
公開番号(公開出願番号):特開平8-137754
出願日: 1994年11月10日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 ホスト装置からのファイルアクセス要求が、シーケンシャルアクセスであるか否かを判断して、その判断結果に応じた手順でキャッシュメモリの制御が行われるディスクキャッシュ装置を提供する。【構成】 ディスクキャッシュ装置11に、アクセス要求がなされたアドレスの連続性を評価することによって、そのアクセス要求がシーケンシャルアクセスであるか否かを判断するシーケンシャルアクセス検出装置14を設け、その検出結果に応じて、ホスト装置41からの読み出し要求に応じて、ディスク装置42からデータを読み出す際のプリフェッチ量が変更されるよう、ディスクキャッシュ装置を構成する。
請求項(抜粋):
所定のキャッシングアルゴリズムによってその内容の入れ替えが行われる、ディスク装置から読み出されたデータを一時的に記憶するためのキャッシュメモリと、前回の読み出し要求時にアクセスされたディスクアドレスを保持するディスクアドレス保持手段と、読み出し要求がなされているディスクアドレスと、前記ディスクアドレス保持手段に保持されたディスクアドレスとを比較して、それぞれのディスクアドレスによって指定される記憶領域がディスク装置内で連続したものであるか否かを判定する判定手段と、この判定手段が所定回数連続して、ディスクアドレスによって指定される記憶領域が連続したものであると判定したときに、前記読み出し要求によるアクセスがシーケンシャルアクセスであるか否かを判断する判断手段と、この判断手段によってシーケンシャルアクセスでないと判断された場合には、ディスク装置からデータを読み出す際のデータ数を規定する情報であるプリフェッチ量に第1基準値を設定し、シーケンシャルアクセスであると判断された場合には、プリフェッチ量として、その第1基準値より大きな第2基準値を設定するプリフェッチ量設定手段と、読み出し要求がなされているディスクアドレスのデータが前記キャッシュメモリ内に記憶されていない場合には、そのディスクアドレスから始まる、前記プリフェッチ量設定手段が設定したプリフェッチ量に応じた数のデータを読み出してキャッシュメモリに記憶させるとともに、キャッシュメモリに記憶されたデータを用いて、その読み出し要求に応答する第1応答手段と、読み出し要求がなされているディスクアドレスのデータが前記キャッシュメモリ内に記憶されていた場合には、そのキャッシュメモリに記憶されたデータを用いて、その読み出し要求に応答する第2応答手段とを具備することを特徴とするディスクキャッシュ装置。
IPC (2件):
G06F 12/08 320 ,  G06F 12/08
引用特許:
審査官引用 (9件)
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