特許
J-GLOBAL ID:200903063234385191

コイルばねの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-253655
公開番号(公開出願番号):特開平8-099142
出願日: 1985年11月14日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【課題】両端部が平坦なコイルばねを、従来の如く研磨加工を必要とすることなく、簡単な工程で安価に製作できるようにする。【解決手段】線材に対して、コイルばね成形方向とは逆方向に巻成されるように初張力を付与し、ピッチツールで一方向のみに段階的に押圧することによって、両端部が平坦なコイルばねを、従来の如く研磨加工を必要とすることなく、簡単な工程で安価に製作することができ、ピッチツールの形状も簡単な形状にでき、製作作業の手間がかからないようにする。
請求項(抜粋):
曲げダイス(20)と、該曲げダイス(20)にガイド部材(30)を介して線材(A)を送り出す手段と、前記線材切断用の芯金(60)とを備えたコイリングマシンにより成形されるコイルばねの製造方法であって、前記曲げダイス(20)の線材当り面における線材当り位置を、前記ガイド部材(30)における線材出口(31)位置に対しコイルばね成形方向に偏位させ前記線材(A)をコイルばね成形方向と逆方向に巻成すべく成す一方、前記線材(A)における前記曲げダイス(20)の線材当り面の線材当り位置から線材送り出し方向前方を、コイルばね成形方向に往復動可能とするピッチツール(40)で押圧可能として、?@コイルばね成形方向と逆方向に巻成される前記線材(A)の巻始めにおいて、前記ピッチツール(40)をコイルばね成形方向に押し出して平坦部(8a)を形成し、?A該平坦部(8a)の形成後に、前記ピッチツール(40)を前記平坦部(8a)形成時の押出し位置よりもさらにコイルばね成形方向に押出して第1屈曲部(8b)を形成し、?B該第1屈曲部(8b)形成後に、前記ピッチツール(40)を前記平坦部(8a)形成時の押出し位置よりも退去させて第2屈曲部(8c)を形成し、?C該第2屈曲部(8c)形成後に、前記平坦部(8a)形成時の押出し位置よりもコイルばね成形方向に突出し、かつ、第1屈曲部(8b)形成時の押出し位置よりも後退する位置に前記ピッチツール(40)を押出して粗状巻成部(8d)を形成し、?D該粗状巻成部(8d)形成後に、前記ピッチツール(40)を前記第1屈曲部(8b)形成時の押出し位置にまで押出して第3屈曲部(8e)を形成し、?E該第3屈曲部(8e)形成後に、前記ピッチツール(40)を前記第2屈曲部(8c)形成時の後退位置まで退去させて第4屈曲部(8f)を形成し、?F該第4屈曲部(8f)形成後に、前記ピッチツール(40)を前記平坦部(8a)形成時の押出し位置にまで押出して、平坦部(8g)を形成することを特徴とするコイルばねの製造方法。
IPC (2件):
B21F 35/00 ,  B21F 3/06

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