特許
J-GLOBAL ID:200903063243100370

磁気歪み作動バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 紘一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-529947
公開番号(公開出願番号):特表2001-512553
出願日: 1996年12月30日
公開日(公表日): 2001年08月21日
要約:
【要約】バルブ構造体は、環状の磁気歪みコア素子(30)をソレノイド駆動により軸線方向に延ばすことにより、コア素子の環状体内部に担持された細長いポペットバルブ部材(35)を変位させて開放させる。第1の強く順応性のあるプレロード(38)がポペットバルブ部材をバルブクロージャの閉止着座位置に独立して付勢し、第2の強く順応性のあるプレロード(31)がバルブ本体構造体と所定の位置での当接を行うように環状の磁気歪みコア素子に独立してプレストレスを付与する。コアの好ましい材料はターフェノール-Dであり、これは誘導結合励磁に対して伸びをもって強く応答する。この伸び応答は、ポペットバルブ部材とのフランジ係合の前にプレトラベルクリアランスを閉じるとともに、バルブシートとの通常のバルブ閉止係合からポペットバルブ部材を変位させる作用を行う。
請求項(抜粋):
電気作動のノーマルクローズバルブ構造体であって、軸線方向の各端部にクロージャ壁を有する強磁性材料からなる略管状のハウジングを備え、該ハウジングは離隔配置された入口ポート及び出口ポートを有し該ポートの一方は前記クロージャ壁の一方を介して心出しされ、更に前記一方のポートを包囲するように前記一方のクロージャ壁の内面に配設された環状シート形成体と、前記シート形成体を包囲しかつ前記一方のクロージャ壁との順応性のあるプレストレスによる軸線方向の当接を行うように配設された磁気歪み材料からなる円筒環状体と、前記磁気歪み材料の円筒環状体を包囲するように前記ハウジング内に収容された電気巻線と、前記磁気歪み材料の環状体内を軸線方向に案内されるポペット部材とを備え、前記ポペット部材は前記シート形成体と協働してバルブ閉止動作を行うように軸線方向の一端に配置され、前記ポペット部材には前記円筒環状体の磁気歪みによる軸線方向の伸びにともなって前記巻線が励磁されたときに前記ポペット部材をシートとの係合から退却させるように軸線方向の反対側端部にフランジ形成体が形成されていることを特徴とするバルブ構造体。
IPC (2件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06
FI (3件):
F16K 31/06 305 J ,  F16K 31/06 305 E ,  F16K 31/06 305 A

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