特許
J-GLOBAL ID:200903063248819674

ルテニウム錯体の製造方法およびそれを水添触媒としてインサイチューで用いる使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-523582
公開番号(公開出願番号):特表平10-513182
出願日: 1996年01月22日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】本発明は、式RuH2(PR3)2L2[式中、PR3は有機燐配位子であり、そしてLは、H2またはPR3である]で表されるルテニウム錯体を製造する方法;式RuH2(PR3)L13[式中、L1は、中性の電子対供与体配位子である]で表される少なくとも1種のルテニウム錯体を含む触媒;この触媒を製造する方法、およびそれをニトリル類の水添でインサイチューで用いることに関する。
請求項(抜粋):
式: RuH2(PR3)2L2[式中、各PR3は有機燐配位子であり、これは、個々別々の配位子として存在しているか或は少なくとも1種の他の有機燐配位子PR3と共結合しており、各Rは、独立して、H,R’,OR’OSiR'3,NH2,NHR’およびNR'2から成る群から選択される置換基であり、各R’は、独立して、少なくとも2つのヒドロカルビル基がエーテルまたはアミン結合で連結している集合体およびヒドロカルビル基から成る群から選択され、そして各Lは、有機燐配位子PR3の追加的相当物およびH2から成る群から選択される配位子である]で表されるルテニウム錯体を製造する方法であって、 (a)式R22RuA2[式中、R2は、個々別々の2つの配位子として存在しているか或は単一のポリアルケン配位子として存在している単環状もしくは多環状または非環状のアルケン配位子であり、そしてAは、アリル配位子またはヒドロカルビル置換アリル配位子である]で表されるルテニウム化合物と有機溶媒とPR3を、PR3と該ルテニウム化合物のモル比が少なくとも2:1になるように、気体状水素に接触させ、 (b)その溶液を約-30°Cから約200°Cの温度で撹拌し、そして任意に、該ルテニウム錯体を該有機溶媒から単離してもよい、段階を含む方法。
IPC (9件):
C07F 15/00 ,  B01J 31/24 ,  C07C 5/03 ,  C07C 13/26 ,  C07C209/48 ,  C07C211/12 ,  C07C253/30 ,  C07C255/24 ,  C07B 61/00 300
FI (9件):
C07F 15/00 A ,  B01J 31/24 Z ,  C07C 5/03 ,  C07C 13/26 ,  C07C209/48 ,  C07C211/12 ,  C07C253/30 ,  C07C255/24 ,  C07B 61/00 300

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