特許
J-GLOBAL ID:200903063264803826

ガスセンサ用複合膜、ガスセンサ及びガスセンサ用複合膜の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 健
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-130572
公開番号(公開出願番号):特開2000-321232
出願日: 1999年05月11日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 室温付近で炭酸ガス濃度を精度よく連続測定できるようにする。【解決手段】 ガスセンサ用複合膜は、塩基型ポリアニリン(PAn)等の導電性ポリマー1とポリビニルアルコール(PVA)等の絶縁性ポリマー2とを材料に含む。塩基型PAnは、ポリアントラニル酸(PANA)の粉末を所定の温度及び時間で熱処理することにより得られる。塩基型PAnをジメチルスルホキジド(DMSO)に溶解した後、PVA/DMSO溶液に混合して複合溶液が生成される。次に、複合溶液を、ガラス基板上に形成された微小白金くし型電極にキャストした後、真空乾燥により溶媒を除去してガスセンサが得られる。このガスセンサでは、CO2ガスとPVAが保持している水との反応によりHCO3-を生成し、生成されたHCO3-をドーパントとして塩基型PAnに取り込み、複合膜の電気伝導度が変化する。
請求項(抜粋):
炭酸水素イオン(HCO3-)をドーパントとして取り込み可能な導電性ポリマーと、吸湿性で水を保持可能な絶縁性ポリマーとを含み、炭酸ガス(CO2)と前記絶縁性ポリマーにより保持される水分子との反応によりHCO3-が生成され、前記導電性ポリマーによるHCO3-の取り込み量により電気伝導度が変化するようにしたガスセンサ用複合膜。
Fターム (5件):
2G046AA12 ,  2G046BA09 ,  2G046EA01 ,  2G046FA01 ,  2G046FB00
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 湿度センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-239731   出願人:宇部サイコン株式会社
  • 特表平5-504153
  • 特表平5-503953
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