特許
J-GLOBAL ID:200903063264991711

改善された不透明度および衝撃強度を有する耐候性の樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-547135
公開番号(公開出願番号):特表2002-513825
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】グラフト化ゴムおよびコポリマー母材を含んでなる熱可塑性成形組成物が開示されている。この組成物は、そのグラフト化ゴムが、基材、第1のグラフト化相およびその後のグラフト化相(これらは、該基材に順にグラフト化されている)を含有することを特徴とする。この基材は、架橋したエラストマーを含有し、第1のグラフト化相およびその後のグラフト化相によりグラフト化しており、これら両相は、少なくとも1つのビニル芳香族モノマー、ならびに、(メタ)アクリロニトリルおよび(メタ)アクリル酸アルキルからなる群から選択される少なくとも1つの構成員からなるコポリマーを含有する。この共重合された両相を構成するモノマーの相対比は互いに異なる。グラフト化ゴムは、重量平均粒子サイズが約0.1〜1.0ミクロンである粒状形態で存在する。この組成物は、改善された衝撃強度および減少した不透明度を特徴とする。
請求項(抜粋):
グラフト化ゴムおよびコポリマー母材を含んでなる熱可塑性成形組成物であって、 グラフト化ゴムが、基材、第1のグラフト化相およびその後のグラフト化相(これらは、該基材に順にグラフト化されている)を含有し、 該基材が、ポリアクリル酸アルキル、ポリ水素化ジエンおよびポリジエンからなる群から選択される架橋エラストマーを含有し、 該第1のグラフト化相が、コポリマーの重量に対して少なくとも75%の少なくとも1つのビニル芳香族モノマー、ならびに、コポリマーの重量に対して多くとも25%の(メタ)アクリロニトリルおよび(メタ)アクリル酸アルキルからなる群から選択される少なくとも1つの構成員からなるコポリマーを含有し、 該その後のグラフト化相が、該その後のグラフト化相の重量に対して約60〜75%の少なくとも1つのビニル芳香族モノマー、ならびに、該その後のグラフト化相の重量に対して約25〜40%の(メタ)アクリロニトリルおよび(メタ)アクリル酸アルキルからなる第2群から選択される少なくとも1つの構成員からなるコポリマーを含有し、 該第1のグラフト化相と該その後のグラフト化相の重量比が、1/4〜4/1であり、 該グラフト化ゴムが、重量平均粒子サイズが約0.1〜1.0ミクロンである粒状形態で存在し、 該母材が、少なくとも1つのビニル芳香族モノマー、ならびに、(メタ)アクリロニトリルおよび(メタ)アクリル酸アルキルからなる群から選択される少なくとも1つのモノマーからなる重合生成物を含有し、 該第1のグラフト化相および該その後のグラフト化相が、互いとは化学的に異なっている熱可塑性成形組成物。
IPC (3件):
C08F285/00 ,  C08L 25/00 ,  C08L 51/04
FI (3件):
C08F285/00 ,  C08L 25/00 ,  C08L 51/04
Fターム (30件):
4J002BC061 ,  4J002BC062 ,  4J002BC071 ,  4J002BC091 ,  4J002BC111 ,  4J002BN122 ,  4J002BN132 ,  4J002BN142 ,  4J002BN212 ,  4J002FD010 ,  4J002FD070 ,  4J002FD100 ,  4J002FD170 ,  4J026AA18 ,  4J026AA39 ,  4J026AA40 ,  4J026AA45 ,  4J026AA61 ,  4J026AA66 ,  4J026AA67 ,  4J026AC09 ,  4J026AC15 ,  4J026AC31 ,  4J026AC32 ,  4J026BA04 ,  4J026BA05 ,  4J026BA06 ,  4J026BA27 ,  4J026BA31 ,  4J026BB02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭59-053513
  • 特開昭61-155416
  • 特開昭59-053513
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