特許
J-GLOBAL ID:200903063269667653

免震構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-036223
公開番号(公開出願番号):特開2001-288930
出願日: 1995年03月02日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【目的】 地盤上に基礎を介して構築される構造物であって、上部構造体の基礎に対する固有振動周期が長く、上部構造体に大きな地震動が伝達されるのを回避することができる免震構造物を提供する。【構成】 基礎1上に鉛直支持機構3を設置して上部構造体2を支持する。この鉛直支持機構3は滑らかな支持面上に載置された球又は円柱状の転動体を介して鉛直荷重を支持し、上部構造体の水平移動を許容する。これにより、上部構造体2に大きな地震力が伝達されるのを回避する。また、基礎1と上部構造体2の基礎梁2aとの間にはゴムを主材料とする復元・減衰機構4が介挿されている。この復元・減衰機構4は鉛直荷重を支持する必要はなく、柔軟に変形可能なものを用いることができるので上部構造体2の固有周期を長くすることができる。
請求項(抜粋):
基礎とその上に構築される上部構造体との間に、上部構造体の鉛直荷重を支持する鉛直支持機構を複数備えた免震構造物であって、前記複数の鉛直支持機構の各々は、前記基礎の上面に下板を介して固定された第1の単一レール状部材と、この第1の単一レール状部材と直角に交わるように前記上部構造体の下面に上板を介して固定された第2の単一レール状部材と、前記第1の単一レール状部材と第2の単一レール状部材との交差部に両レール状部材の長手方向に移動可能に設けられた可動体とから構成され、前記可動体を、前記第1の単一レール状部材に係合する下側可動体と、前記第2の単一レール状部材に係合する上側可動体とから構成し、前記第1の単一レール状部材の上面および側面に形成された溝状の転動面と前記下側可動体との間および前記第2の単一レール状部材の上面および側面に形成された溝状の転動面と前記上側可動体との間に多数の転動体を介在させ、かつ前記下側可動体の上面と前記上側可動体の下面とを互いに重ね合わせたことを特徴とする免震構造物。
IPC (6件):
E04H 9/02 331 ,  E04H 9/02 ,  E04H 9/02 351 ,  E02D 27/34 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/023
FI (6件):
E04H 9/02 331 E ,  E04H 9/02 331 Z ,  E04H 9/02 351 ,  E02D 27/34 B ,  F16F 15/02 L ,  F16F 15/023 A
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開昭58-124843
  • 特公昭54-032888
  • 特開平4-113046
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