特許
J-GLOBAL ID:200903063273080713

フィルタ付き分岐結合器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065043
公開番号(公開出願番号):特開平5-264837
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【構成】 少なくとも1本の光ポート6と、前記光ポート6から分岐または結合する複数本の光ポート7,8から成る光ポート群と、前記光ポート群の各光ポート7,8との交差角θ1 2 はそれぞれ異なるようにして、前記光ポート群を横断して配設された単数もしくは複数の共通の誘電体多層膜フィルタ9とを有するフィルタ付き分岐結合器において、前記誘電体多層膜フィルタ9が、少なくとも2つの通過波長帯域を有するフィルタ付き分岐結合器。【効果】 1枚の共通フィルタで複数の波長を分別することができ、各光ポートの損失を独立して測定することができる。すなわち、通信用の光を使用しながら、別の波長の光を光ポートの障害点探索用として流すことにより光ポートの障害点を同時に判定することができる。大規模の分岐であっても、各分岐を伝搬する光はそれぞれの波長で1枚のフィルタを透過したものであるため、妨害光の影響を受けない。製造は容易であり、高生産性の下で製造できる。
請求項(抜粋):
少なくとも1本の光ポートと、前記光ポートから分岐または結合する複数本の光ポートから成る光ポート群と、前記光ポート群の各光ポートとの交差角はそれぞれ異なるようにして、前記光ポート群を横断して配設された単数もしくは複数の共通の誘電体多層膜フィルタとを有するフィルタ付き分岐結合器において、前記誘電体多層膜フィルタが、少なくとも2つの通過波長帯域を有することを特徴とするフィルタ付き分岐結合器。

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