ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物

発明者： , ,
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-037396
公開番号（公開出願番号）：特開平8-231851
出願日： 1995年02月24日
公開日（公表日）： 1996年09月10日
要約：

【要約】【構成】(A)数平均分子量が7000〜15000の特定のポリフェニレンスルフィド樹脂および(B)数平均分子量が3000〜6000の架橋構造を有さないポリフェニレンスルフィド樹脂からなるポリフェニレンスルフィド樹脂混合物と、(C)繊維状または非繊維状の補強材、(D)アルコキシシラン化合物、(E)次亜リン酸、次亜リン酸塩を溶融混練してなるポリフェニレンスルフィド樹脂組成物。【効果】本発明の組成物は、成形時に発生するバリが少なく、機械的強度、耐熱性のみならず、薄肉流動性、低ガス性にも優れ、特に射出成形によるコネクタ、電子封止部品、コイル封止部品等の電子部品用途に特に有用なポリフェニレンスルフィド樹脂組成物である。

請求項（抜粋）：

(A)1-クロロナフタレンを溶媒とするゲル浸透クロマトグラフ法で求められた数平均分子量が7000〜15000、全灰分量が0.3重量%以下のポリフェニレンスルフィド樹脂5〜90重量%と(B)同様にして求められた数平均分子量が3000〜6000の実質的に架橋構造を有さないポリフェニレンスルフィド樹脂95〜10重量%からなるポリフェニレンスルフィド樹脂混合物100重量部に対して、(C)繊維状または非繊維状の補強材の少なくとも1種0〜150重量部、(D)エポキシ基、アミノ基、イソシアネート基、水酸基、メルカプト基、ウレイド基の中から選ばれた少なくとも1種の官能基を有するアルコキシシラン化合物0.1〜5重量部、および(E)次亜リン酸、次亜リン酸のアルカリ金属塩、次亜リン酸のアルカリ土類金属塩から選ばれた少なくとも1種0.03〜5重量部を含むことを特徴とするポリフェニレンスルフィド樹脂組成物。

IPC (5件)：

C08L 81/02 LRG , C08K 3/00 , C08K 3/32 , C08K 5/54 , C08K 7/02

FI (5件)：

C08L 81/02 LRG , C08K 3/00 , C08K 3/32 , C08K 5/54 , C08K 7/02

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