特許

J-GLOBAL ID：200903063277504682

回折光学素子及びその製造方法

発明者： 古田 和三 ,  増田 修
出願人/特許権者： コニカミノルタホールディングス株式会社
代理人 (1件)： 三澤 正義
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-126604
公開番号（公開出願番号）：特開2003-315526
出願日： 2002年04月26日
公開日（公表日）： 2003年11月06日
要約：

【要約】【課題】 ブレーズ側壁の境界条件に起因する球面波状の波の発生を抑えつつ、これを主回折方向の波に成形し、さらに、レンズの表面反射を防止することで、回折効率が向上し、ピックアップ機能の向上を図ることのできる回折光学素子及びその製造方法を提供する。【解決手段】 ブレーズ3の側壁部3aに吸収体或いは金属材料にて形成される被覆層3aaを設け、側壁部3aの外側と内側との光波の連続性を断つことで球面波状の波の発生を抑える。また、傾斜部3bのブレーズ頂点付近(詳しくは、球面波状の波が出射する位置)に、傾きを持った球面波状の波を主回折方向に向かう波に成形する境界面3daを有する凸部3dを設け、球面波状の波を主回折方向に向かう波に成形する。さらに、凸部3dの境界面3da及び傾斜部3bの境界面に表面反射を防止する孔部3db、3bbを設け、表面反射を防止する。

請求項（抜粋）：

少なくとも1面にブレーズ形状を成す回折格子構造が形成された回折光学素子において、前記ブレーズの側壁の境界条件に起因する球面波状の波の発生を抑える抑制手段を設けたことを特徴とする回折光学素子。

IPC (4件)：

G02B 5/18 ,  G02B 1/11 ,  G02B 3/08 ,  G03F 7/20 501

FI (4件)：

G02B 5/18 ,  G02B 3/08 ,  G03F 7/20 501 ,  G02B 1/10 A

Fターム (20件)：

2H049AA03 ,  2H049AA16 ,  2H049AA33 ,  2H049AA37 ,  2H049AA51 ,  2H049AA57 ,  2H049AA63 ,  2H049AA64 ,  2H097AA03 ,  2H097BB01 ,  2H097CA16 ,  2H097FA02 ,  2H097LA16 ,  2H097LA17 ,  2K009AA02 ,  2K009CC21 ,  2K009DD02 ,  2K009DD05 ,  2K009DD12 ,  2K009FF01