特許
J-GLOBAL ID:200903063280015765

分岐制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-137159
公開番号(公開出願番号):特開平9-319579
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】専用の分岐制御回路により分岐処理に関わる処理時間を短縮する。【解決手段】分岐前アドレスと分岐条件と分岐条件に合致した時の分岐後アドレス及び次に参照すべきテーブルのアドレスと、条件と不一致の時に次に参照すべきテーブルのアドレスを分岐情報データの組とし、複数組の分岐情報データを格納する分岐情報テーブル部14と、テーブル上の一組のデータを指示し、前記分岐情報データを各々バッファ及びポインタへ転送する分岐情報制御回路13と、プログラム・カウンタ(PC)9の値と前記分岐前アドレス・バッファ12の値とを比較し、分岐条件データと処理命令の分岐条件フラグ・データとを比較し、一致しているとき、アドレス一致信号を能動出力するアドレス比較器6と、アドレス一致信号が非能動のとき前記PCの値をインクリメントし、能動のとき分岐後アドレス・データを選択し、前記PCに転送するようにしたプログラム・カウンタ部9とを備える。
請求項(抜粋):
命令を途中で分岐させる場合、分岐前アドレス・データと分岐後アドレス・データと分岐情報テーブル・アドレス・データとからなるデータを一組の分岐情報データとして、複数の分岐情報データの組を格納する分岐情報テーブル部と、前記分岐情報テーブル上の一組の分岐情報データを指示し、分岐前アドレス・バッファと分岐後アドレス・バッファ及び分岐情報テーブル・アドレス・ポインタへ転送する分岐情報制御回路と、プログラム・カウンタの値と前記分岐前アドレス・バッファに保持されている分岐前アドレス・データ値とを比較し、これらのデータ値が一致しているときアドレス一致信号を能動にして出力するアドレス比較器と、前記アドレス一致信号が非能動のときには前記のプログラム・カウンタの値をインクリメントしたデータを選択し、前記アドレス一致信号が能動のときには前記分岐後アドレス・バッファに保持されている分岐後アドレス・データを選択して前記プログラム・カウンタに転送して、次に実行すべき命令が格納されたメモリのアドレスを指示するようにしたプログラム・カウンタ部とを備えたことを特徴とする分岐制御回路。

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