特許
J-GLOBAL ID:200903063286186804

燃料電池用燃料改質器の触媒層温度の制御方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-029047
公開番号(公開出願番号):特開平8-222250
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】燃料電池発電装置における燃料電池からのオフガスを燃料改質器のバーナーで燃焼させた燃焼熱により改質管を加熱して改質管内の触媒層温度を目標温度に制御する際、燃料電池の負荷が急減しても触媒層温度、すなわち改質管の表面温度が目標温度より著しくオーバーシュートしないようにする。【構成】燃焼空気供給系19に燃料電池20からの空気排ガスを混入する電磁弁43を備えた空気排ガス混入系42を接続し、負荷電流検出器41で検出した負荷の急減時、制御部44にて負荷減少量に応じた時間電磁弁43を開に制御して燃焼空気供給系19を経る燃焼空気に空気排ガスを付加して燃焼用空気量を増加させることにより、負荷急減に伴って一時的に増加する水素を含むオフガスの燃焼による熱を多く排出し、改質管7の触媒層温度、すなわち改質管の表面温度が著しくオーバーシュートするのを防ぐ。
請求項(抜粋):
改質触媒が充填されてなる触媒層を内蔵する改質管と、燃料電池から排出されるオフガスを燃焼空気供給系を経る燃焼空気により燃焼するバーナーとを備え、バーナーでの燃焼による熱媒体により改質管を加熱し、改質管を通流する燃料電池の負荷量に応じた量の炭化水素系の原燃料を水素に富むガスに改質する燃料改質器の改質管内の触媒層の温度を制御する燃料電池用燃料改質器の触媒層温度制御方法において、燃料電池の負荷減少時、負荷減少を検出して燃料電池から排出される空気排ガスの一部を負荷減少量に応じた時間燃焼空気供給系を流れる燃焼空気に混入することを特徴とする燃料電池用燃料改質器の触媒層温度制御方法。

前のページに戻る