特許
J-GLOBAL ID:200903063289577421

単動式油圧シリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-295774
公開番号(公開出願番号):特開平8-135609
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 停止及び始動時の衝撃を緩和する単動式の油圧シリンダの提供。【構成】 油圧シリンダ10は,第1エンドブロック14と緩衝ピストン20とによって形成される第1オイル室30と,メインピストン13と第2エンドブロック15とによって形成される第2オイル室35とを有し,両オイル室30,35はパイプ等により連通している。緩衝ピストン20の前面にはテーパ突部22が形成され,テーパ突部22の前面と側面との間に小径油道25が穿設されている。テーパ突部22が第1エンドブロック14に当接するとき第1オイル室30と作動油の流出口32との間は小径油道25のみによって連通する。
請求項(抜粋):
往路のみを油圧駆動し復路は油圧を開放状態とする単動式の油圧シリンダであって,該油圧シリンダは,シリンダと,負荷に連結されたロッドと,該ロッドの先端に連結されたメインピストンと,上記シリンダの両端部を閉塞するための第1,第2エンドブロックと,先端側の第1エンドブロックの後面と上記シリンダの前方寄りに設けたストッパとの間を摺動する緩衝ピストンと,作動油の流入口と流出口とを有し上記第1エンドブロックの後面と上記緩衝ピストンの前面と上記シリンダの内壁面とによって形成される第1オイル室と,基端部側に作動油の流入口を有し上記第2エンドブロックの前面と上記メインピストンの後面と上記シリンダの内壁面とによって形成される第2オイル室と,上記ストッパの近傍に空気口を有し上記緩衝ピストンの後面と上記メインピストンの前面と上記シリンダの内壁面とによって形成される空気室とを有しており,上記第1オイル室の作動油の流出口は上記第2オイル室の作動油の流入口に連通し,また上記緩衝ピストンの前面には,前方に向かって外径を漸減させる円錐側面形状のテーパ突部が形成されていると共に該テーパ突部の前面と緩衝ピストンの円柱部側面との間には小径の油道が穿設されており,上記緩衝ピストンが前進して上記テーパ突部が第1エンドブロックの後面に当接する前に,上記小径油道の円柱部側面側の開口部は上記流出口に連通するよう配設されており,上記第1オイル室における緩衝ピストンのストロークの変化に対する作動油の変化量V1 は,第2オイル室におけるメインピストンのストロークの変化に対する作動油の変化量V2 以下であるよう両オイル室を形成したことを特徴とする単動式の油圧シリンダ。
IPC (3件):
F15B 15/14 305 ,  B60P 1/44 ,  F15B 15/22

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