特許
J-GLOBAL ID:200903063297648729

自動車のグラブボックス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福留 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-372494
公開番号(公開出願番号):特開2001-180358
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 ドアを開放して使用位置にセット可能なテーブルを備えた自動車のグラブボックスを提供する。【解決手段】 テーブル板20に前側及び後側アーム21、22を枢着し、ドア2aに後側アーム22の下端部を枢着する。垂直面状ベース11に、後方へばね29で付勢されてアーム21の下端部を支持するシャフト23の両端部をガイドさせる長穴26を形成する。その前端位置は、アーム21、22がテーブル板20を上昇させる平行リンクを構成するように設定する。長穴26の後端位置は、上昇位置において後端位置にスライドしてきたアーム21によりアーム22を支点としてテーブル板20を水平の使用位置へ回動させるように設定する。シャフト23を長穴26の前端位置に前端縁で拘束するレバー30をドア2aに枢着する。アーム21にロックピン39を突設し、レバー30に、その上方への回動操作で前端縁による拘束が解除されたシャフト23がばね29で長穴26の後端位置にスライドしてきた状態において、ロックピン39に下方へ回動して係合するロック溝38を形成した。
請求項(抜粋):
インストルメントパネルに設けられ、かつ前端部を支点として閉鎖位置から水平方向より上方へ傾斜した開放位置へ開放されるドアを備えた自動車のグラブボックスにおいて、グラブボックス内に収納されるテーブル板の両側の前端部分に一対の前側アーム及び後側アームの上端部をそれぞれ枢着すると共に、前記ドアに両側の前記後側アームの下端部をそれぞれ枢着し、前記ドアに設けた両側の垂直面状のベースに、前記ドアに沿った前後方向へ長穴を形成すると共に、これらの長穴に後方へばねで付勢されたシャフトの両端部をスライド可能にガイドさせ、この両端部に両側の前記前側アームの下端部をそれぞれ支持させ、前記長穴の前端位置は、前記前側アーム及び前記後側アームが前記テーブル板を前記ドアに沿った格納位置から上昇位置に上昇させる平行リンクを構成し得るように設定すると共に、前記長穴の後端位置は、前記上昇位置において前記後端位置にスライドしてきた前記シャフトに連動する前記前側アームにより前記後側アームの前記上端部を支点として前記テーブル板を水平方向の使用位置へ回動させるように設定し、前記シャフトを前記長穴の前記前端位置に前端縁で拘束するレバーをその後方部分で前記ドアに枢着すると共に、前記前側アームに側方へ向けてロックピンを突設し、さらに前記レバーの前端部分に、前記レバーの上方への回動操作により前記前端縁による拘束が解除された前記シャフトが前記ばねで前記長穴の前記後端位置にスライドしてきた状態において、前記ロックピンに下方へ回動して係合するロック溝を形成したことを特徴とする自動車のグラブボックス。
IPC (2件):
B60N 3/00 ,  B60R 7/06
FI (2件):
B60N 3/00 A ,  B60R 7/06 G
Fターム (11件):
3B088AA07 ,  3D022CA09 ,  3D022CA22 ,  3D022CC02 ,  3D022CD03 ,  3D022CD04 ,  3D022CD06 ,  3D022CD13 ,  3D022CD17 ,  3D022CD22 ,  3D022CD24

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