特許
J-GLOBAL ID:200903063297778363

タービンの静翼構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-023538
公開番号(公開出願番号):特開平5-222901
出願日: 1992年02月10日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】低アスペクト段落に発生する二次流れ損失の低減を図り、軸流タービンの段落効率の改善を図りうる静翼構造の提供。【構成】静翼の前縁線18は外周ダイアコラムの内壁面14と内周ダイアコラムの外壁面15にほぼ直交する。静翼の弦長をその翼長の中央部で最大とし、中央部から翼先端及び根元に向って漸次縮小するようにする静翼の後縁線31は次のようにきめられる。翼長の中心及び翼中央部の翼弦長の中心を夫々通る軸線26と25の交点0を原点とし、静翼の翼長を長径、翼中央部の翼弦長を短径とした楕円曲線32の焦点f,-fを通り軸線25に直交する線分が楕円曲線32を切って出来る曲線24(APB)を、翼長方向の座標を静翼の翼長と焦点長さofの比率分だけ拡大修正し、翼先端と根元の後縁点CとDは楕円曲線32上の点AとBを結ぶ線上にあるようにする。また、翼出口角の翼長方向の変化をアスペクト比に応じて変化するよう定式化する。
請求項(抜粋):
蒸気タービンやガスタービン等の軸流流体機械の段落を構成する複数の静翼と動翼のうち、前記静翼の弦長をその翼長の中央部で最大とし、かつ、翼長の中央部から翼先端及び翼根元の側壁に近づくにつれて漸次縮小するようにスタッキングした静翼において、前記静翼の翼長方向に関する翼弦長の変化が、前記静翼の翼長の1/2を通る軸線と前記静翼の翼弦長の1/2を通る軸線の交点を原点とし、かつ静翼の翼長の1/2を長径に、静翼の翼弦長の1/2を短径とする次式で表わされる楕円曲線の焦点座標を通る線分を基本形状とし、かつ、翼長方向の静翼後縁座標は、前記楕円曲線を翼長/原点から焦点までの長さの比率分だけ拡大修正した曲線に従って変化することを特徴とするタービンの静翼構造。

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