特許
J-GLOBAL ID:200903063299059356

内燃機関の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-305252
公開番号(公開出願番号):特開平7-083052
出願日: 1993年12月06日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関内部を通過する水量を変えること無く、低負荷時には冷却水温を高温にでき、高負荷時には冷却水温を低温にすることのできる内燃機関の冷却装置を提供することを目的とする。【構成】 内燃機関11より排出された冷却水の経路が、ラジエータ15を通過して冷却水を冷却できる冷却水路12と、ラジエータ15を迂回するバイパス流路13と、第1導水路17と、第2導水路18とからなる。インテークマニホルドに連結された流量調整弁19により、負圧が大きく低負荷である時には第2導水路18に流入させる流量割合を多くして冷却水温を上昇させる。負圧が小さく高負荷である時には冷却水を第1導水路17に流入させる流量割合を多くしてサーモスタット14の感温部に流す。サーモスタット14は、その付近の冷却水温に合わせて冷却水路12を通る冷却水流量を制御する。
請求項(抜粋):
内燃機関の冷却水を冷却するための熱交換器と、この内燃機関より流出する冷却水を前記熱交換器に導出し、前記熱交換器により冷却された冷却水を内燃機関に導入する冷却水路と、この冷却水路と並列に配され、前記内燃機関より流出する冷却水が流入し、前記熱交換器を迂回して、前記熱交換器の後流側の前記冷却水路に流出させる第1のバイパス流路と、この第1のバイパス流路が前記熱交換器の後流側にて前記冷却水路と連結する位置に配され、冷却水温を検出して、この冷却水温に応じて前記冷却水路と前記バイパス流路のそれぞれを流れる流量の比を調節する流量制御弁と、前記冷却水路の途中に設けられた冷却水循環用のポンプと、前記内燃機関の負荷状態を検出する負荷状態検出手段と、前記第1のバイパス流路の途中から冷却水が流入し、前記流量制御弁と前記内燃機関との間の前記冷却水路に流出させる第2のバイパス流路と、前記第1のバイパス流路の途中にて、前記第2のバイパス流路が連結された位置に配され、前記負荷状態検出手段により検出された前記内燃機関の状態が所定の負荷よりも低い低負荷状態である時には、前記第2のバイパス流路に前記第1のバイパス流路より多く冷却水を流入させ、前記負荷状態検出手段により検出された前記内燃機関の状態が所定の負荷以上の高負荷状態である時には、前記第1のバイパス流路に前記第2のバイパス流路より多く冷却水を流入させる流量調整弁と、を備える内燃機関の冷却装置。
IPC (2件):
F01P 7/16 502 ,  F01P 7/16 503

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