特許
J-GLOBAL ID:200903063301647783

蛍光灯点灯回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-050870
公開番号(公開出願番号):特開平9-219291
出願日: 1996年02月13日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】一次側共振パルスの共振周波数を簡便な手段により一定せしめ、複数の蛍光灯を一つの点灯回路で同時に安定した状態で点灯可能なフライバックインバータ方式の蛍光灯点灯回路を提供する。【解決手段】インバータトランスTの一次巻線T1と比較してそのインダクタンス値が充分小さなダミーコイルL0と直流阻止コンデンサC0の直列回路を一次巻線T1と共振コンデンサC1の並列回路に並列接続し、一次巻線T1の影響がほとんどない共振回路を形成するとともに、この共振回路の共振周波数とドライバー回路1から供給される方形波の周波数が近づくようコンデンサC1とダミーコイルL0の定数を予め設定しておくことにより、一次巻線側共振パルスの共振周波数が一定になるようスイッチング素子を安定した状態で駆動させて複数の蛍光灯が同時に安定した状態で点灯するよう構成する。
請求項(抜粋):
一端を直流電源+Bに接続したチョークコイルL1の他端をインバータトランスTの一次巻線T1の一端に接続し、前記一次巻線T1の他端をFETからなるスイッチング素子Q1のドレイン3に接続し、前記スイッチング素子Q1のゲート2を方形波を供給するドライバ回路1に接続し、前記スイッチング素子Q1のカソード4を接地するとともに、スイッチング素子Q1のドレイン3-カソード4間には共振コンデンサC1とダンパダイオードD1の並列回路を接続せしめ、前記一次巻線T1と共振コンデンサC1からなる一次共振系を構成してなるフライバックインバータ方式の蛍光灯点灯回路において、前記並列回路には前記インバータトランスTの一次巻線T1のインダクタンス値に比較してそのインダクタンス値が充分小さなダミーコイルL0と直流阻止コンデンサC0の直列回路を並列接続し、前記一次巻線T1による一次共振系への影響をなくした共振コンデンサC1とダミーコイルL0からなる共振回路を形成せしめるとともに、前記コンデンサC1とダミーコイルL0の定数を一次側共振パルスの共振周波数とドライバー回路1から供給される方形波の周波数が近づくよう予め設定することにより、一次側共振パルスの共振周波数を一定にして複数の蛍光灯を同時に安定した状態で点灯させるよう構成したことを特徴とする蛍光灯点灯回路。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭64-033888
  • 特開昭49-037522
  • 特開昭64-033888
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