特許
J-GLOBAL ID:200903063303524301

プラント運転監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-272475
公開番号(公開出願番号):特開平6-103481
出願日: 1992年09月17日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】 初期値の作成時間を短縮して予測を高速に実施できるプラント運転監視システムを得る。【構成】 予測シミュレーション部に、予測計算を行う必要のない通常運転時にプラントから負荷要求関連の信号を入力し、予測モデルと同一モデルを周期的に計算して予測モデル月の初期値を作成する機能を持たせた。【効果】 過渡現象時においても異常発生時刻前に格納された最も新しいファイルを選択するだけで初期値が設定されるため、初期値ファイルから事故発生までの時間は最大でもデータ格納周期時間となって、事故発生までの模擬時間の短縮が容易となり、予測計算の効率が向上し、マンマシンシステムとして密度の濃い情報を高速に提供できる。
請求項(抜粋):
実プラントから入力されるプラントデータよりプラントに発生した異常の診断を行うプラント異常診断部と、前記プラント異常診断部による異常診断後に起動されて、異常原因により最も影響を受けるプロセス量、復旧操作時に監視すべきプロセス量を決定する重要プロセス量決定部と、前記プラント異常診断部からの操作ガイドの情報を入力して、当該操作ガイドの定量性を選択する操作量決定部と、前記プラントに発生した異常に応じて最適な物理モデルの選択・決定を行うモデル選択・決定部と、選択された前記物理モデルに与えられる境界条件が格納された境界条件ファイルと、前記モデル選択・決定部にて選択された物理モデル、および前記境界条件ファイルからの境界条件を用いて、選択された操作を実施したときに、異常がどのように進展するかを予測する予測シミュレーション部とを備えたプラント運転監視システムにおいて、前記予測シミュレーション部に、前記プラントに異常が発生していない通常運転時に前記プラントから負荷要求関連の信号を入力して、前記予測モデルと同一のモデルを前記通常運転時から周期的に計算し、前記予測モデル用の初期値を作成する機能を持たせたことを特徴とするプラント運転監視システム。
IPC (4件):
G08B 31/00 ,  G01D 21/00 ,  G05B 23/02 ,  G06F 15/20

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