特許
J-GLOBAL ID:200903063303737801

天然ゴム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-138084
公開番号(公開出願番号):特開2001-316523
出願日: 2000年05月11日
公開日(公表日): 2001年11月16日
要約:
【要約】【課題】 天然ゴムの分子量を低下させることなく、ゲル化を低減し、天然ゴムから得られるゴム組成物の加工性及び物性も良好な天然ゴム及びその製造方法を提供すること。【解決手段】 特定の安息香酸類、ナフトエ酸類、ジカルボン酸類及び芳香族ポリカルボン酸誘導体の中から選ばれる少なくとも一種の化合物を、天然ゴムラテックスに添加してなることを特徴とする天然ゴム及びその製造方法である。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で表される安息香酸類、下記一般式(II)で表されるナフトエ酸類、下記一般式(III) で表されるジカルボン酸類及び下記一般式(IV)で表される芳香族ポリカルボン酸誘導体の中から選ばれる少なくとも一種の化合物を、天然ゴムラテックスに添加してなることを特徴とする天然ゴム。【化1】〔式(I)中、R1 及びR2 は、それぞれ独立に、ハロゲン,水素,炭素数1〜4のアルキル基,-NH2 ,-OH,-SH,-NO2 ,ベンゾイル基,炭素数1〜4のアルコキシル基であり、同一でも異なっていてもよい。〕【化2】〔式(II)中、R3 及びR4 は、それぞれ独立に、水素、-NH2 又は-OH基である。〕HOOC-R5 -COOH ・・・(III)〔式(III) 中、R5 は、フェニレン基,炭素数2〜4のアルケニレン基,又は -(CH 2)n - (nは1〜14の整数である。)〕【化3】〔式(IV)中、m、kはそれぞれ1〜3の整数、pは1〜4の整数で、m+k+p=6であり、m≧2の場合、カルボキシル基の一部又は全部が分子内で無水化されていてもよい。Xは、酸素、NR8 (R8 はH又は炭素数1〜24のアルキル基)又は-O(R9 O)q (R9 は炭素数1〜4のアルキレン基、qは1〜5の整数)。R6 は、炭素数1〜24のアルキル基,炭素数2〜24のアルケニル基又は炭素数6〜24のアリール基、R7 は、水素,-OH,アルキル基,アルケニル基又はアリール基であり,R6 、R7 は共に一部又は全部の水素がハロゲンで置換されていてもよい。〕
IPC (3件):
C08L 7/02 ,  C08C 1/02 ,  C08K 5/09
FI (3件):
C08L 7/02 ,  C08C 1/02 ,  C08K 5/09
Fターム (7件):
4J002AC011 ,  4J002EF068 ,  4J002EF096 ,  4J002EF097 ,  4J002EF118 ,  4J002GM01 ,  4J002GN01

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