特許
J-GLOBAL ID:200903063303831638

構造物の亀裂検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-072555
公開番号(公開出願番号):特開平10-267866
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、所定の大きさの亀裂を目視により適切に検査できる方法を提供することを目的とする。【解決手段】 構造物1の疲労亀裂発生の危険性がある個所に、塗料5を封入したガラスカプセル4を分散させた樹脂被覆層3を形成しておく。そして、構造物1に所定の大きさの亀裂2が発生すると、それにともなって、ガラスカプセル4が破損し、封入した塗料5が流出する。流出した塗料5は亀裂2aを伝わって、樹脂被覆層3の表面3Sに達するので、監視者が樹脂被覆層3の表面3Sを目視することによって、塗料5の色を感知することとなり、前記構造物の亀裂発生を検知できる。
請求項(抜粋):
構造物上の亀裂発生の生じ易い個所に、可視化液を封入したカプセルを分散させた被覆層を形成しておき、前記構造物に亀裂が生じた際に、その亀裂が当該被覆層にも伝播し、それにともなってカプセルが破損し、カプセルから流出し亀裂を伝わって当該被覆層の表面に到達した可視化液を感知することで前記構造物の亀裂発生を検知できるようにしたことを特徴とする構造物の亀裂検査方法。

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