特許
J-GLOBAL ID:200903063304127896

一様伸びの優れた低降伏比高張力鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-024457
公開番号(公開出願番号):特開平7-233414
出願日: 1994年02月22日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、高価な合金元素を用いたり、複雑な熱履歴により生産性を低下させることなく、低降伏比かつ一様伸び特性の良好な高張力厚鋼板を製造する方法を提供する。【構成】 所定の成分範囲の鋼片をAc3 変態点以上、1150°C以下の温度に加熱し、オーステナイトの再結晶域圧延に続く未再結晶域の圧延の累積圧下率が30%以上の圧延を行った後、5°C/s以上の冷却速度で600〜500°Cの温度範囲まで第1の強制冷却を行った後、放冷以下の冷却速度で冷却し、さらに450〜400°Cの温度範囲から5°C/s以上の冷却速度で200°C以下まで第2の強制冷却を行う。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.01〜0.20%、 Si:0.20〜1.5%、Mn:0.30〜2.5%、 Al:0.005〜0.1%、N :0.001〜0.01%を含有し、以下の(1)式で示す炭素当量(Ceq.)が0.30〜0.60%で、残部Fe及び不可避不純物からなる鋼片をAc3 変態点以上、1150°C以下の温度に加熱し、オーステナイトの再結晶域圧延に続く未再結晶域の圧延の累積圧下率が30%以上の圧延を行った後、5°C/s以上の冷却速度で600〜500°Cの温度範囲まで第1の強制冷却を行った後、放冷以下の冷却速度で冷却し、さらに450〜400°Cの温度範囲から5°C/s以上の冷却速度で200°C以下まで第2の強制冷却を行うことを特徴とする一様伸びの優れた低降伏比高張力鋼板の製造方法。 Ceq.=C%+(Mn%/6) ..............................(1)
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/54

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