特許
J-GLOBAL ID:200903063304168967

けい素含有率測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-240755
公開番号(公開出願番号):特開平5-223784
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、高温・多湿の悪環境でも高炉出銑時に銑鉄中に含まれるけい素含有率を迅速、かつ、オンラインで測定可能とし、しかも、高精度、かつ、安定な動作状態でけい素含有率を測定することにある。【構成】 交流発振器1の出力側に一対のインピーダンス3a,3bと銑鉄のサンプルが挿入可能な一対のプローブコイル2a,2bを設け、そのうち一対のインピーダンスの他端側を接地する。そして、プローブコイルとの間で負帰還回路を構成するように差分演算部5を設けるとともに、各インピーダンスおよびプローブコイルの中間点の両出力の差を取り出すが、このとき一対のプローブコイルに所要とするけい素含有率の標準用銑鉄サンプルを挿入して一対のインピーダンスを調節して差分演算部の出力を零にし、その後、一方のプローブコイルに被測定用銑鉄サンプルを挿入して差分演算部の出力からけい素含有率を測定する。
請求項(抜粋):
サンプルが挿入可能な一対のプローブコイル素子と、調節可能な一対のインピーダンス素子と、交流発振器と、差動増幅器とを備え、前記4つの回路素子の内2つの回路素子が、前記交流発振器と前記差動増幅器の出力側の間に直列に接続され、かつ、その中間接続点が前記差動増幅器の反転入力に接続され、また他の2つの回路素子が、前記交流発振器とアースの間に直列に接続され、かつ、その中間接続点が前記差動増幅器の非反転入力に接続されている、ことを特徴とするけい素含有率測定装置。

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