特許
J-GLOBAL ID:200903063305357003

発熱抵抗式流量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-126721
公開番号(公開出願番号):特開2000-314646
出願日: 1999年05月07日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】吸気脈動対策など性能向上を目的に流路構成が複雑化した副通路においても、感温抵抗体による空気温度の計測精度を向上させ、流体流量の高精度計測が可能な発熱抵抗式流量測定装置を得る。【解決手段】発熱抵抗体を支持するターミナル部材の先端方向にある壁面を、感温抵抗体が壁面の影になる位置まで傾斜させ、発熱抵抗体を支持するターミナル部材の先端方向の壁面に略Y字形の通風溝を設ける。また感温抵抗体の上流に空気流を導く通風孔を設ける。副通路を流れる空気流速の向上と感温抵抗体の冷却が両立でき、エンジンルーム内部での高温環境下においても精度良く吸入空気流量の計測が可能になる。また、出力ノイズの低減や計測流量範囲の拡大にも効果がある。
請求項(抜粋):
流体の流量を検出するための発熱抵抗体と、その温度補償用の感温抵抗体と、流体の流量に応じた信号を出力する電子回路と、前記発熱抵抗体及び感温抵抗体を支持し、前記電子回路と電気的に接続するためのターミナル部材と、前記電子回路を内装保護するケース部材とを一体化した回路モジュールに、少なくとも一つの曲がり部を有する副通路を、前記発熱抵抗体と感温抵抗体がその内部に位置するように固定し、更に前記感温抵抗体が前記発熱抵抗体に対して、より回路モジュールから離れた位置に取付けられている発熱抵抗式流量測定装置において、前記発熱抵抗体の設置位置で前記副通路を構成している流路が最狭部となるように、前記発熱抵抗体を支持する前記ターミナル部材の先端方向の壁面を、上流方向から見て前記感温抵抗体が壁面の影になる位置まで傾斜させ、その壁面の発熱抵抗体付近では流路のコーナ付近、感温抵抗体の直前では前記壁面の中央付近、すなわち略Y字形に通風溝を設けたことを特徴とする発熱抵抗式流量測定装置。
IPC (3件):
G01F 1/68 ,  F02D 35/00 ,  F02D 45/00 366
FI (3件):
G01F 1/68 ,  F02D 45/00 366 B ,  F02D 35/00 366 E
Fターム (5件):
2F035AA02 ,  2F035EA03 ,  2F035EA04 ,  3G084DA04 ,  3G084FA08

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