特許
J-GLOBAL ID:200903063316881146

内燃機関の排気微粒子浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-123810
公開番号(公開出願番号):特開平7-332065
出願日: 1994年06月06日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の排気微粒子を濾過する触媒担持フィルタにおいて、再生時にフィルタの割れや溶損を生じる異常な高温の発生を防止する。【構成】 フィルタ4の下流側の部分には、排気ガス中の未燃の燃料がフィルタに担持された触媒41によって酸化反応を起こして発生する反応熱の他に、排気ガスが上流から運んで来る伝播熱や、上流側の部分aに堆積した微粒子が燃焼して発生する燃焼熱も流入するので、特に中央部分cでは異常な高温に達して割れや溶損を生じる恐れがある。そこで、下流側の中央部分cには触媒を担持させないで、場合によってはコーティング材だけを塗布する。従って、その部分では燃料の酸化反応の速度が遅くなる結果、フィルタ4のどの部分にも異常な高温が発生しないので、堆積した微粒子はどこでも適度に加熱されて着火、燃焼する。なお、下流側の外周部分bは周囲への放熱により異常高温にはならない。
請求項(抜粋):
多孔質体からなり、内燃機関の排気ガス中に含まれる微粒子を分離して捕集するために排気通路に接続され、捕集されて堆積した微粒子を焼却してそれ自体を再生する時の発熱手段の一部として、排気ガス中の未燃焼燃料の酸化を促進して発熱させる酸化触媒を担持している触媒担持フィルタと、前記触媒担持フィルタに捕集された微粒子の量を検出して再生時期を判定し、再生を開始させる手段と、前記触媒担持フィルタを再生する時の発熱手段の他の一部として前記触媒によって酸化されて発熱する燃料を前記触媒担持フィルタの上流へ供給する手段とを備えている排気微粒子浄化装置において、前記触媒担持フィルタが、上流側の部分と下流側の外周部分に前記触媒を担持していると共に、下流側の中央部分には前記触媒を担持していないことを特徴とする内燃機関の排気微粒子浄化装置。
IPC (4件):
F01N 3/02 321 ,  F01N 3/02 ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 3/02 301

前のページに戻る