特許
J-GLOBAL ID:200903063328889193

位置調節可能なステアリングコラム組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241316
公開番号(公開出願番号):特開平6-211138
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 簡単で信頼性が高く、寸法及び重量が可能な限り小さく、電気調節機能を備えハンドルの角度及び軸方向位置の正確な調節を許容するステアリングコラム組立体を提供する。【構成】 2つのフランジ3が設けられた支持構造体と、一方がハンドルを支持し、他方が他の部分に接続され、その一方が他方に入り子式に入るステアリング軸とを備えコラム本体内で回転可能であり、また、一方が他方の内部で摺動可能に移動する。一方の部分7aは軸部分を回転可能に案内し且つ軸方向に運動を防止する手段を、他方の部分は、ハンドルの角度位置及び軸方向位置を調節する歯車モータを有する手段を備える。組立体は、支持構造体に関節接続され且つ対応する歯車モータにより角度を為して移動することのできる構造体14を備え、本体の部分7a及び構造体14は、一方が他方に対して角度を為して動き又は並進動作可能であるようにする。
請求項(抜粋):
略垂直の2つの横フランジ(2、3)が設けられたコラム支持構造体(1)と、一方の部分(4a)がステアリングハンドルを支持し、その他方の部分(4b)が車両のステアリング機構の他の部分(5)に接続された2つの部分(4a、4b)を有するステアリング軸(4)とを備え、ステアリングハンドルの軸方向位置を調節し得るように、前記2つの部分のうちの一方の部分が他方の部分の中に入り子式に入るように取り付けられ、ステアリング軸(4)は、ステアリングハンドルの角度位置を調節し得るように支持構造体(1)の2つの横フランジの間で略水平軸線(X-X)の周りを枢動可能なコラム本体(7)内に回転可能に取り付けられ、コラム本体(7)は、一方の部分が他方部分の中で摺動可能な2つの部分(7a、7b)を備え、一方の部分(7a)が、ステアリングハンドルを支持する前記軸の部分(4a)を回転可能に案内し且つ軸方向運動を阻止する手段(8、9)を備え、他方の部分(7b)が前記支持構造体(1)のフランジ(2、3)の間で関節接続され、更に、ステアリングハンドルの角度位置を調節する電気歯車モータ(11)と、ステアリングハンドルの軸方向位置を調節する電気歯車モータ(10)とを有する位置調節手段を備え、位置調節手段は、ステアリングハンドルの角度位置及び軸方向位置を調節し得るように、一方で支持構造体(1)と相互作用し、他方でステアリングハンドルを支持する軸部分(4a)と協働する本体の部分(7a)と相互作用し得るようにした、特に自動車用の、位置調節可能なステアリングコラム組立体において、前記調節手段は、ステアリングハンドルを支持する前記軸の部分(4a)に協働する本体の部分(7a)を懸架する構造体(14)を更に備え、前記軸の部分(4a)が支持構造体(1)上の略水平方向軸線の周りに関節接続され且つステアリングハンドルの角度位置を調節する電気歯車モータ(11)と相互作用する駆動手段(15)の制御のもとで、角度を為して移動することができ、ステアリングハンドルを支持する軸部分と協働する本体の部分の角度位置を調節し得るようにし、本体の部分(7a)及び前記構造体(14)が、前記歯車モータの一方又は他方を作動させることにより、互いに関して角度を為して動き又は並進し、対応する本体の部分、従って、ステアリングハンドルの位置の角度又は軸方向位置の調節を許容するようにしたことを特徴とする組立体。

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